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【CB1300SB】一期一会のツーリング

 

最近は、会社設立のための書類作りや関係各所への相談や打合せが続いていて、まったくバイクに乗れない日々が続いていた。

 

それに例年6月の今の季節は梅雨真っ盛りで雨の日が多い。ツーリングも一休みと言ったところなのだが・・・

 

ここ数日天気がいい。もう梅雨明けしたような天気だ。

 

実際、西日本は梅雨明けしたらしい。ちょっと早くないか!? 東海地方の正式な梅雨明けはしていないようだが、もう真夏のような日差しだ。日中の気温も35度近い。

 

そんな6月終盤の日曜日。

 

朝5時に目が覚める。歳とともに早起きになると言うが、本当だ。自然に目が覚めてしまって、そこから二度寝しようにも、もう寝ることができない。

 

で、カーテンを開けて外を見ると晴天だ。さすがに朝方は清々しい。バイク乗るにはちょうどいい気温だ。

 

「久しぶりにバイク出すか」

 

*  *  *

 

 

朝6時には支度を終えて、エンジンに火を入れる。今日の相棒はCB1300SB。

 

特に行き先は決めていないが、自然と飛騨・奥美濃周回コースに向かってしまう。

 

下呂市の岩屋ダム、飛騨朝日の鈴蘭スカイライン、高山から荘川へ抜ける国道158号線の快走路、そしてひるがの高原から郡上大和までのやまびこロード。

 

鈴蘭スカイラインは、前回、久しぶりに走って気持ちがよかったので、今回もコースに組み入れた。

 

 

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おおよそ300Kmの行程。3つのワインディングと高原の快走路を心ゆくまで堪能出来るルートだ。ほぼ市街地を通り抜けることもないので、渋滞も信号も無縁だ。これだけの距離を県境またぐことなく岐阜県だけで完結できるのだから、岐阜は走る道に恵まれている。

 

 

*  *  *

 

会社を辞めてからは平日ばかり走っていたので、久しぶりの日曜日のツーリング。さすがにクルマもバイクも多い。

 

岩屋ダムのワインディングでは、早朝だったので、結構、本気の走り屋さんが攻めた走りをしていた。

 

あまり道幅は広くないので、コーナー手前できちんと速度を落として、右コーナーではインに付きすぎたり、逆に左コーナーでアウトに膨らまないようなライン取りで走らせる。最近はだいぶCBにも慣れてきたのか、その大きさのわりには左右の切り返しもスムーズにできるようになったし(そもそも乗りやすいバイクなので)、ガバッと開けたときの4気筒エンジンの吹け上がりも楽しめるようになってきた。

 

そこそこのペースで走っていると、バックミラーに一台のバイクが付いているのが見える。

 

別に競うつもりはないが、コーナーからの脱出で早めにアクセルを開けて次のコーナーまでアクセルオンの時間を長めに取る走りをする。もちろん、コーナー手前で十分に減速してターンイン。できるだけコーナーの先を見て、危険がないかを早めに察知する。実際、峠道で大排気量のバイクを走らせるには、この加速重視の走り方が安全で速い(ベテランのバイク乗りには釈迦に説法ですけど💦)

 

ときどきミラーを確認すると、付かず離れずの距離で追走してくる。

 

「なかなかやるのぉ」

 

ボンネビルだったら確実に「どうぞどうぞ」と道を譲っていた。

 

ワインディングの終わりにある道の駅にCBを滑り込ますと、後ろのバイクも続いてきた。

 

同じ、CB1300SBだった。

 

「よく来るんですか?」と話しかけると

 

「ちょくちょく来てますよ」

 

「いい感じで付いてくるので、慣れてる方だなって」

 

「あのぐらいで走るのがちょうどいいですよ。コーナーで無理しない。反対車線でS660で攻めてた人いたでしょ。あれセンターライン割ってくるんで、結構危ないんですよ」

 

なるほど。確かにいた。直線ですれ違ったからよかった。

 

「今日はどちらまで?」

 

「富山まで行って鱒寿司買ってきます(笑)」

 

「日帰り???」

 

「もちろん!!!」

 

CB1300勢は距離ガバ多いな💦

 

10分ほど話をして、「ご安全に!」と言って別れた。

 

バイク乗りの一期一会。

 

*  *  *

 

さて。次の鈴蘭高原まで続く県道は地元民の生活道路なのでゆっくりCBを走らせる。

 

小坂町の中心地を抜けると、澄んだ川沿いの深い木々に覆われた道になる。前回と違い休日と言うこともあって、先行するクルマが多い。

 

何台かは道を譲ってくれたが、いかにもな黒のアルファードがワインディングの登り道をゆっくり走り道を塞ぐ。コーナーが続くのでなかなか前に出るタイミングもない。

 

「まあ仕方ない。おかしな輩で抜いて面倒になっても厄介だし」

 

かえってのんびり気持ちのいい高原の空気を浴びて、流れる風景を楽しむことができた。

 

そして、御岳を望む展望台。

 

 

今日はハッキリ山体を拝むことができた。乗鞍岳や北アルプスの峰々も見渡せる。ベンチに座って、持ってきた麦茶を飲みながらボーッと景色を眺める。

 

「いいなぁ。こういうのがいいんだよなぁ」

 

と、ひとりで悦に浸っていると一台のバイクがやってきた。

 

「あ!」

 

 

同じCB1300SB。色も一緒💦

 

お互い「一緒ですね!」って笑って挨拶する。

 

地元の高山市の人で歳も大体同じぐらい。午後から予定があるので、午前中にひとっ走りに来たらしい。

 

 

なんか同じようにトップケースも装着して、双子の兄弟のようだ。

 

ただ、ノジマとTSRがコラボしたフルエキのチタンマフラーが眩しい✨

 

CBに関する情報交換をして2台で記念撮影をした。「ブログに載せてもいいですか?」と聞いたら快く承諾してくれた。「”ブルパワー”で検索して貰えればヒットしますから」とこのブログのことを伝えて別れた。

 

なんだか、今日はCBの一期一会大会だな。

 

 

 

*  *  *

 

高山市内のスーパーでおにぎりとお茶を買って、途中のちょっとした公園の東屋で昼食にする。

 

 

ソロツーだとさ。お昼にお店でひとりで食べるのも味気ないし、この辺はよく来るので特に行きたいお店もない。ただし高山ラーメンはたまに食べる。甚五郎が好きだ。

 

ところで、最近コンビニのおにぎりって高くないですか? 最近はもっぱらスーパー(岐阜はバロー一択だよ!)で安いおにぎり(100円ぐらい)と58円のウーロン茶で簡単に済ませることが多い。これであたしゃ十分だよ。ガソリン代も高いしね。倹約ツーリング(笑)。

 

 

 

*  *  *

 

3つめのワインディング、奥美濃のやまびこロードを快調に走り抜けると、時間は13時を回っていた。

 

陽が高くなり、猛烈に暑く、さすがにバテてきた。

 

「もうダメ。少し休もう」

 

 

道の駅に屋根のある駐輪場を見つけて、CBを滑り込ませる。

 

 

日差しが強い。気温は確実に30度を超えている。ムシムシして湿度も高そうだ。エンジンからの排熱も半端ない。もうクールダウンしないとバイク乗れない・・・

 

自分が若いときの夏はバイクの季節だったんだけどな。こんなに暑かったかな? 学生時代は千葉に住んでいたので、彼女を後ろに乗せて外房の海岸まで走ったもんだ。懐かしい。まさに青春(遠い目)

 

いま、そんなことしたら、熱中症で倒れるわwww

 

*  *  *

 

もう下道で帰る気力もなく、東海北陸自動車道で家の近くのインターまで一気に距離を稼ぐ。

 

今日は、やけにすれ違うバイクもCB1300が多かった。CB・Dayだな。

 

家近くまで帰ったところのコンビニで500mlのビールを仕込んだ。車庫にバイク入れたらすぐに取り出して一気に飲み干す。 

 

ぷっはーーー🍺

 

走った後の心地よい疲労感と冷たいビール。生き返るわ。けど、せっかくお昼倹約したのに意味なし(爆)

 

このまま、梅雨明けするのかな。今年の夏は長くなりそうだ。

 

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