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【ボンネビルT120】晩秋の奥志賀高原へーその1「思いつきでポチッと」

 

11月3日からの三連休の前日。テレビでは「11月とは思えない、25°を超える季節外れの暖かさとなるでしょう。」と、お天気お姉さんが伝えた。

 

特にこれと言った予定もなく、たぶん家の用事以外は近所の山に入ったり、近場をバイクで流す程度のつもりでいた。

 

でも、これほど暖かければ、どこかお山の方に走りに行けるかも?

 

例年、この時季になるとお山方面も寒くなり、時には路面が凍結することもある。しかし、今年はまだ標高の高いところでも走れそうだ。

 

「久しぶりにキャンプツーリングでも行こうかな?」

 

しかし、キャンプツーリングって、どちらかというとキャンプがメインでツーリングはその過程。キャンプが7で、ツーリングが3ぐらいのイメージ。行くのは片道2時間以内のキャンプ場。お昼には着いてテント張って、薪拾って、料理作ったり・・・

 

考え出すと、なんかめんどくさい。

 

それだったらどこかにホテル取って、思い切り走りって、お山のクネクネを堪能して、ゆっくりお風呂入って、美味しい料理でもいただいた方がいい。

 

しかし、3連休目前で宿取れるだろうか。

 

11月3日から1泊2日、夕・朝食付。大人1名。

 

この条件で宿泊予約サイトで検索するも、馬鹿高い宿しか出てこない。1泊40万円とかふざけている。それとも円安の今、インバウンドの外国人は泊まってくれるのだろうか?

 

ところが、1軒「これだったら!」と思う宿があった。

 

夕食フレンチコース。特別割引き、ポイント即時利用で15200円

 

「奥志賀高原ホテル」。

 

冬のシーズン前のこの連休だけ、特別にオープンするみたいだ。だから「知る人ぞ知る」状態で予約が埋まらず、前日にバーゲンセールをしているのかもしれない。通常で泊まれば一人2万円以上はする。

 

そういや、この前にNorth Foxさんと飲んだ時、彼のホームゲレンデは志賀高原で、奥志賀の三角屋根のリゾートホテルにいつか泊まってみたいと言っていた。奥志賀は自分も一度滑りにいったことがある。志賀高原の一番奥まったところにある静かな大人のリゾートだ。隣接する新しいホテルが出来るまで皇室御用達だったホテル。

 

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「いいじゃない。志賀高原。国道292号線、通称志賀草津高原ルートも冬期閉鎖目前で今年ラストチャンス。しかも暖かいと言うじゃないの。信州の紅葉も見頃みたいだし、ここしかない!」

 

11月2日、会社のお昼休みに反射的にポチった。NEXCOのツーリングプランも忘れずに申し込んでおく。これなら中央高速・東名高速2日間乗り降り自由で3600円。これで東海環状の美濃加茂ICから諏訪ICまで高速でひとっ飛びだ。

 

hayatabi.c-nexco.co.jp

 

*  *  *

 

明けて当日。

 

5時過ぎに目が覚めた。7時過ぎには出発しようと準備をする。トップケースにソフトクーラーボックス、そして先日取り付けたサイドバッグ。

 

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トップケースには、念のため防寒用のダウンとレインウエアにiPadや充電用の小物達、必要最低限の工具など。クーラーボックスは、ホテルに持ち込む用のドリンクやちょっとしたおつまみ。サイドバッグに財布などを入れた肩掛けバッグと着替えを入れた袋。これだけで、1泊2日なら十分なんだけど。ホテルでサイドバッグ外すのめんどいし、ビニール袋で着替えをホテルに持ち込むのも何だかな~って、結局25リッターの防水バッグに着替えを入れ替えた。なんだかんだで結局8時に出発となった。

 

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高速に乗る前に給油。ボンネビルはハイオク仕様なのでガソリン高の今はかなり厳しい(>_<)

 

*  *  *

 

高速に乗るも、単調でおもしろくない。朝はトマトジュースだけだったのでちょっとハラも減ってきた。中津川の先で工事による渋滞もあると掲示板が知らせていた。

 

中津川で高速を降りて、朝マックすることにした。暖かくなるという予報だが、朝は結構寒い。温かいコーヒーが染み渡る。

 

中津川からは、下道で馬籠宿から妻籠宿の峠を越え、そのまま国道256号線で飯田市まで下道をゆく。

 

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時間を気にしなければ、絶対こっちの道の方が楽しい。

 

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飯田山本ICで再び中央高速に乗り、諏訪ICで降りると、高校の脇を通るくねくね道で霧ヶ峰まで一気に標高を上げる。


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霧ヶ峰の駐車場は夏のハイシーズンみたいにバイクがウジャウジャ、という感じではない。静かな霧ヶ峰って初めてかも。それにしても天気がいい。

 

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夏でも涼しい霧ヶ峰だが、11月の本日でもそこまで寒いという感じではない。日差しが暖かいぐらいだ。防寒らしい防寒はせず、秋物のジャケットにデニムのパンツ。下には薄手のアンダーウエアーだけ。

 

夏場は、MOMOのジェットヘルばかり被っていたが、今回はショーエイのグラムスターにした。

 

 
 
 
 
 
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なかなかよろし。クラシカルなバイクによく似合うね。ボンネビルの色にマッチしていない? なぜ青にしたかって? この色が好きだからだよ!

 

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目にとまったW3の隣に停めた。オーナーはかなり高齢の方だが、キック一発でエンジンかけると颯爽と走り出した。人とバイクとの歴史が重なっているのが傍目にもわかる。いい味出してる。自分もしばらく後を追って走ったが、かなりペースが遅く、「先に行け」と合図されたので、仕方なく追い抜いてビーナスラインを駆け抜けた。

 

*  *  *

 

ビーナスラインから和田峠に入り、さらにタイトなクネクネ道を右に左にボンネビルを傾ける。

 

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紅葉は進み、だいぶ葉も落ちている。アウトにふくらむと枯れ葉で滑りそうだ。ただ、晴れていて葉っぱも乾いているので多少は平気。その辺は大人の走りで(笑)

 

*  *  *

 

昼は、目にとまった手打ちそばのお店にふらっと立ち寄る。

 

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和紙の里だが、手打ちのそばもいただけるみたい。

 

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もりそばと舞茸の天ぷらをいただく。あとでデザートをいただくつもりなので、軽めにした。

 

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そばは腰があって風味もよかった。舞茸の天ぷらは・・・まあそれなり。

 

志賀高原までのルートは、このまま上田市まで北上し、菅平高原を抜け、小布施で栗のスイーツをいただき、小布施から中野市を抜けて国道292号線、そう志賀草津高原道路で奥志賀まで向かうという感じに設定した。

 

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菅平高原のあたりは紅葉が盛りで楽しめた。

 

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しかし、小布施の街中は大渋滞💦 車も人も大混雑でさすが連休だ。こういうときはすぐに諦める。渋滞とか行列とか人混みは死ぬほど嫌いだ。栗のスイーツはあっさりパスしてUターン。ショートカットコースで国道292号線へ。


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途中、何でもない里山が赤く染まっていて見とれてしまった。栗のスイーツを諦めた代償だな(笑)

 

*  *  *

 

奥志賀高原ホテルにスマホのナビを設定すると、工事中ですごく遠回りな迂回ルートが表示される。

 

「おかしいな」

 

直接、ホテルに電話すると、確かに奥志賀へ向かう手前で工事はしているのだが、迂回路があるのでそのまま292号線から一の瀬方面に向かってもらって大丈夫だという。

 

こういうとき、スマホのナビは融通が利かなくて困る。志賀高原へは数回行ったことがあるので、何となく道の状況がわかるが、まったく土地勘のないところだったら、数十㎞も迂回して行くところだったよ。ちなみにナビがなくてもたどり着けるぐらいの土地勘はあるが、クネクネ道ではナビで先のコーナーの大きさや深さを知ることが出来るのに気づいて、これはいいと峠道で多用するようになった。

 

奥志賀高原には、丸池で国道292号線から県道471号線に入って行くのだが、ここから先は一の瀬や焼額山、そして奥志賀高原までの宿泊客や関係者しか通らないので、ほぼ貸し切り状態。コーナー攻めてみたり、写真撮ったり。この時期は、そのまま野沢温泉までいけるようだが、かなり厳しそうな道みたいだ。ただ、セローが前からやってきてすれ違ったので、酷道マニアにはたまらない道かもしれない。


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山肌は真っ赤に燃えて。


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スキー場はだいぶゲレンデの整備も進んでいるようで、あとは降雪を待つのみ。温暖化がますます進む今日。ちゃんと雪は降ってくれるのだろうか?

 

そして、さらに奥へ奥へと進む。本当にこの先にホテルがあるのか? とちょっと不安になってきたころ、白樺の林を抜けた先にようやくホテルが見えてきた。


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本日の走行距離 347Km

 

その2に続く。

 

 

 

 

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