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「副業」より「複業」で仕事が回る世の中がおもしろいと思った件

 

お勤めのみなさん。会社は副業OKですか? 実際に副業されてますか?

 

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最近、副業というか複数の収入源を確保しておく必要性を考えている。

 

フルタイムの会社員の場合、通常は勤めている会社以外の仕事を常時、または定期的に行うことは難しい。実家が農家や商売をされていて週末や繁忙期に手伝っているとか、OLが水商売で小遣い稼ぎするとか、そういう条件であれば可能であるが、それは実家の手伝いやアルバイト。例えば本業の正社員で働く会社以外に、別の会社にも所属し収入を得るとなるとかなりハードルが高い。

 

もっとも、何かしらスキルがあればーイラストが描けるとか、プログラミングができるなどー個人で依頼を受けて収入を得る方法もある。最近ではランサーズやココナラなど、個人と依頼主をつなぐマッチングサービスもあるから、そういうサイトに登録し仕事を請け負うことはできるだろう。でも競争は激しく受注するのは簡単ではない。

 

YouTubeやブログなどで広告やアフィリエイトで稼ぐなんて言うのもある。ただ多くの人はその手間と労力の割には稼げていない人が大半だ。このブログにしたって、はてなProなどに支払う経費を賄って、残りで1回飲みにいければいいぐらいの稼ぎしかない。

 

いずれにしても、本業で仕事している以外の時間で仕事をするのは結構ハードな気がする。自分も個人的に仕事を依頼され、本業以外の時間に単発の仕事を引き受けることもあるが、年に1回あるかどうかだ。それもどうしても断れない仕事だけ引き受けている。休みの日は休みたいし、多くても10万円程度の報酬のために休日を潰したくない。

 

とは言え・・・

 

少し前から収入を1社の会社すべてに依存していていいのだろうか? と思うようになった。コロナで業績不振に陥って廃業とか、最近ではダイハツじゃないけど、会社ぐるみの不正が明るみに出たとか、そんな不祥事があれば大企業でさえ安泰ではない。会社がポシャったり、リストラに遭えば容易く収入源を失う。家やクルマのローンが残っていればすぐに崖っぷちだ。

 

*  *  *

 

知り合いは、大学の教員をしながら、行政書士の資格があり自分で事務所をもっている。さらにスポットで講演を受けたりして結構な額を稼いでいる。もちろん、国家資格があって大学の教員というちょっと特殊な環境であるか、仮に大学を辞めても食っていけるし、次の引き合いもあるだろう。

 

そうなのだ。「副業」より「複業」を考えた方がいい。本業を複数もつのだ。資産運用の分散投資と同じで、収入源も分散できるならそうした方がいい。それに時代の変化が早くなっている今、会社や仕事が20年も30年も変わらず続くことなんて保証はない。

 

会社というのは、専業である事業で最適化された組織であればあるほど変化に弱い。その事業が構造的に収益をあげることが難しくなったとき、最適化された組織や従業員で別の事業に業態転換させることは事実上不可能に近い。だからといって簡単に解雇はできないから抜本的な改革も難しい。そうしてギリギリになってリストラするなり、最悪倒産という事態になる。これでは、会社も従業員も不幸だ。

 

時代の変化に応じてこれから日本は、外資のように解雇規制の緩和とジョブ型雇用が進んでいくことになると思う。そう考えると会社に就職(就社)するという感覚から、自分自身がどういうジョブを提供できて仕事(会社)を選んでいくのか、今風に言えばジョインするという時代になる気がする。そうライフ・シフトのように。

 

 

日本でまさかそんな・・・なんて常識から逸脱した変化が起こるわけないと思っているかもしれないあなた。案外、日本でも劇的な変化をするときがある。明治維新と戦後の日本だ。武士が社会からいなくなり、昨日戦っていた敵と手を組んで商売するなんて、当時の人は誰も考えてはいなかっただろう。世の中の常識なんてほんの一撃でコロッと変わってしまう。

 

ジャニーズだって、(吉本の)松本人志だって、自民党(の派閥)だって。いい例だ。

 

と、いうわけで、今、自分の棚卸しをしている。本業以外に何ができるのか。そして、どこだったら自分の知識や経験、人脈が生きるのか? 案外それは近くにあって、思わぬところからオファーが来るかもしれない。そう思って最近いろんなところに首を突っ込んでいる。

 

感触は悪くない。ひとつふたつは話が進みそうだ。

 

あとは、雇用関係や税務関係をしっかり整理しなければならないが、そういうことは専門家を頼ればいい。必要なコストを惜しんでいては「複業」なんてできやしない。もしかしたら、そういう事務的なことを複業の誰かに依頼することになるかもしれない。そうやって仕事が回っていけばおもしろいな、と妄想している。

 

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