
今年の2月の終わりにCB1300スーパーボルドールのSP仕様を購入した。中古だが2021年式の電スロになった最終モデルで、前後オーリンズのサスペンションが装着されている。
かなり豪華な仕様だ。やっぱりバイクは4気筒。そのサウンドと吹け上がりには血が踊る。それに生産終了が決まっていたCB1300を買うには今しかない。歴史あるCBの最高峰を一度は所有したい。もう気持ちが盛り上がってしまって購入を決意した次第だ。
購入に当たっては、所有していたトライアンフボンネビルT120を下取りに出して購入するつもりだった。
しかし、バドイーキンスの特別仕様を新車で買ってかなり気に入っているバイクで、コイツはコイツでコツコツ自分なりにカスタムしてかなり愛情を注いできたし、乗りやすいし、故障もほとんど無く、優秀な個体だ。4気筒にはない味のあるバーチカルツインの鼓動も捨てがたい。もう手放したら次はない。

結局、ボンネビルT120は売却せずに、CB1300スーパーボルドールを購入し、大型バイクを2台所有することになった。
* * *
CB1300スーパーボルドールは、予想以上に大きく重たかった。車庫から出すとき、駐車場での取り回しなどは、転かさないかと気を遣う。身長167Cmの自分には、足つきもよいとは言えない。とくにSP仕様はノーマルよりシート高が高い。信号待ちで停車するときも、アスファルト窪みのところに停車するように意識する。山なりの上の部分に停めてしまうと、一瞬足が空を切って焦ること数回。停車時に強めの横風が吹こうものなら車体を支えるのも大変だ。
走り出してしまえば快適だし、高速道路は無敵の王者だ。前後オーリンズのサスにブレンボのキャリパーはとても良い仕事をしてくれる。何百キロでも余裕で走れてしまう。ネイキッドのボンネビルは100Km超えると全身で向かい風に抗わなければならない。疲労感は半端ない。
ただ、そこまで長距離ツーリングを楽しむ余裕がなくなった。CB1300SBを買ったときは、会社を退職してのんびり過ごし、日本全国をバイクで回ろうと考えていた。

ところが、このときは予想もしていなかったのだが、6月に成り行き的に起業して会社を設立することになり、にわかに慌ただしくなった。
おまけに、今年は(も!?)連日35°を超えるような猛暑でバイクに乗るなんて気にもならない。特に大型バイクのエンジンから発せられる排熱は半端ない。そこに容赦なく照りつける太陽の光とアスファルトからの照り返しが加わると、想像以上の熱地獄なのだ。
所有しているだけでも出て行く保険やら税金、車検などのランニングコスト。せっかく購入したのだから乗らなきゃもったいないという義務感。大型バイクを車庫から出して、走る準備して・・・と出かけるまでのプロセスを考えると億劫になる気持ち。
「どちらか1台あれば十分だよなぁ」

お金にも時間にも余裕がある人はいいかもしれないが、バイク2台持ちって単なる自己満足でしかない。今日、どっちにしようかな? なんて選ぶ楽しさより、両方平等になるよう走らなきゃっていう気持ちの負担感。
ダメだ。自分にはあまり楽しくない。とくにCB1300SBの重さとデカさには物理的に自分の体格には合わない。ステップやハンドルの位置もいろいろ調整したが、ベストポジションが決まらない。
比してボンネビルT120は車体の大きさもポジションもパワー感もちょうどいい。自分の年齢を考えても(もうすぐ58歳)、これからも長く乗れるバイクだ。
もうCB手放そう。
せっかく手に入れたが手放すなら早いほうがいい。バイクもクルマも時間が経てば価値は下がっていく。使ってしまったお金はサンクコストとしてあきらめるしかない。それに会社をはじめてみて現金は大事だと実感する。今は資金繰りに困ることはないが、何かの時のバッファとして現金は厚めにしておきたい。
そう決心して、一度査定に出してみた。
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