サスペンションの役割をごくわかりやすく簡単に説明すると
SR400に乗り始めて最初に思ったことがある。
「コーナーでリアが“ぽよんぽよん”する」
バイク乗り的に言えば、特にリアサスのスプリングが柔らかすぎることと、コンプレッションもリバウンドも減衰があまり効いてないので、踏ん張りが効かなく、乗り味がふわふわとしてしまうのだ。
例えばクルマの場合で考えてみる。サスペンションの大きな役割は路面からのショックを和らげるのが目的だ。特に普段使いの乗用車はショックをできるだけ吸収するためにサスペンションを柔らかめにして、いわゆる「乗り心地がいい」セッティングになっている。この「柔らかいサスペンション」のデメリットは、コーナーで踏ん張りが効かずに遠心力で車体が大きく傾いてしまうことだ。当然内側の車輪の接地感が薄くなる。
スポーツカーの場合は、コーナーリングのスピードが速くなってもあまり車体の姿勢が変わらぬように固めにセッティングされている。だからコーナーを速い速度で曲がっても安定しているが、逆に低速域での路面のギャップはダイレクトに伝わって街乗りはすこぶる乗り心地が悪い。ただし高速域になると、これがちょっと変わって、速い速度でギャップを通過しても「ピタッ」とサスペンションの伸縮が収まって安定する。
サスペンションのセッティングは奥が深い。
BRZの場合は、走り優先でセッティングされているので乗り心地はやや犠牲になってる↓
SR400のサスペンションは、街の中をトコトコ走っている分には、それほど問題はない。けど、少しペースを上げると最初に書いたように途端に役不足になる。
もともと、40年も前に設計された車体だし、サスペンションに調整機能もない。いまどきのバイクに比べれば、新車で買っても値段は安いので、コスト的にしょうがないと言えばそれまでだ。
だから、最初にSRに乗ったとき「こりゃダメだ。リアサスは早めに社外品に換えよう」と思ったので、一番最初にシムズクラフトさんの薄型のチェーンケースに変えておいた。なぜなら社外品を付ける際にチェーンケースが干渉してしまうからだ。⬅︎SR乗りのカスタムで避けては通れない道(笑)
上がノーマルのチェーンケース。下がシムズクラフトさんのチェーンケース
取り付け後。ノーマルよりだいぶスッキリする。
どのメーカーのサスペンションにしようか?
チェーンケースだけは買った当初変えていたが、肝心のサスペンションがなかなか変えられない。
社外品のサスペンションと言ってもピンキリだが、減衰の調整機能がついたサスペンションはそれなりのお値段する。
高級サスペンションの2強であるオーリンズとナイトロン。
はじめはナイトロンを考えていた。
しなやかな動きと安定性。ツインショックに求められる基本性能を兼ね備える、 シンプルスタイルショックアブソーバー。ベーシックな作りでありながらも、 ライダー個々の好みに応えられるダンピングアジャスターを装備。 ボディーやエンドアイ等主要部品には上級モデルRACE Seriesと共通部品を使用し、 シンプルショックにありがちな妥協を徹底的に排除。 リーズナブルモデルでありながらも、 NITRONの理念を継承するストリート指向ツインショック。 フルセレクトオーダーシステムにより54通りのバリエーションからセレクト。 クラシックなエクステリアにもマッチングが可能。
標準価格 ¥107,800(税込)
コレならまず間違いない。
SRのカスタムバイクを見ていると、ナイトロンを入れる人が多い。ボアエースさんや京都のグリーンティーでは、SRに合わせたセッティングをしたナイトロンを販売していて評判もいい。できればどちらかを入れたかった。
ナイトロン ショック TSY05S-BKSSBL | BORE-ACE ネットショップ
でも10万か〜 ヽ(´o`;
なので、なかなか踏ん切りがつかずにそのままに。バイクは毎日乗るわけではないので、優先度としては後回になりがち・・・
お手頃な価格で言えば、デイトナのアジャスタブルリアショックがある。
軽量なアルミボディをブラックとシルバーでまとめたシックな外観は、スポーティーながらSRの雰囲気を損ないません。初期はしなやかに、奥で踏んばる不等ピッチスプリング採用で、スポーツ性と乗り心地を両立。さらに最大荷重をしっかり確保することで、2人乗りにも対応します。
●スプリングプリロード:無段階調整
●車高調整:無段階(最大322~332mm)
●伸び側減衰力:20段階調整
●不等ピッチスプリング採用
●エンド部はラバーブッシュを採用
●スプリング色:ブラック(粉体塗装)
¥50600(税込)
アジャスタブルリアショック SR400/500 | BIG BIKE、ストリートバイクサスペンション | シングル、オフ系足回りパーツ | 商品を探す | デイトナ
定価は5万円だが、アマゾンあたりでは4万円ぐらいで買える。プリロードとリバウンドの調整もできる。ほぼ、これかな〜って思ってたらね。
ダークホースでコイツが出てきた。
YSSのZシリーズ。
YSSはタイのメーカーだけど、かなり技術力があって日本のレースでも使われているぐらい信頼性が高い。
SRにはZ362とZ366が対応していて、366の方が上位モデルで作りもコストがかかっている。
Z-Series - Sports Line | YSS Japan
Z366
定価 / ¥ 70,000(税込¥7,7000)
■ピストン径:φ36mm ■スピンドルロッド径:φ16mm
■マウント:ベアリングマウント
ストリートはもちろん、主にサーキット走行やレース志向のライダーに向けた大容量・高剛性タイプです。Z362
定価 / ¥ 55,000(税込¥60500)
■ピストン径:φ36mm ■スピンドルロッド径:φ12mm
■マウント:ラバーマウント
スピンドルロッドの小径化はロッド体積と摺動面積を減少させ、オイル容量の増加とフリクションロスを低減します。ストリートを始め、ワインディング等のスポーツ走行にも対応します。※Z362はラバーマウントとなります
Z366だとなかなかいい値段するが、Z362だったらデイトナとそれほど変わらない。
うーん。。。でも362だったらデイトナでいいような気がする。買うんだったら366だよな。定価は7万7000円だけど、ネットショップとかだと6万3000円ぐらいで買えそうだ。ただ、この価格が微妙というか(^^;) もうチョット頑張ればナイトロンいけるし。
結論でないまま時は過ぎて。でも、北海道ツーリングに行った時、やっぱリアサス変えておけばよかったと後悔したのも事実。
Yahooでお得にゲット―キャッシュレス決済恐るべし
自分は、Yahooのプレミアム会員になっていて、Yahooでカードも作っている。キャッシュレスもpaypayを使って、Yahooショッピングで買い物するとかなりのキャッシュバックやポイントがつく。
で、Yahooショッピングを徘徊していると・・・
YSSのZ366が5万5000円で売っている 😱
えーーー!これってZ362の間違いじゃないの?
何度見てもZ366だ。これはお得だ。すぐにでも買い物かごに入れたくなるが、ここは我慢だ。
Yahooショッピングは5のつく日はポイントがプラス5倍になる。以前はTポイントがついていたが、最近はpaypayでキャッシュバックしてくれる。これは嬉しい。Tポイントはファミマぐらいしか使えなかったけど、paypayならファミマ以外のコンビニでも使えるし、スーパーやドラッグストアでも使えるのでほんとに現金のように使い勝手がいい。
よし。5のつく日まで待とう。その間に値上がりしたり品切れになったりするなよ🙏🏻
そして去年のクリスマスの日に
ポチ❗️
5万5664円から貯まっていたTポイントを1000ポイント使い、paypayとTポイントが合計で8,801円分戻ってくる。
実質4万5843円也
恐るべしキャッシュレス決済 (`・ω・´)
ただ、Amazonでもそうだけど、サイバーマンデーとかのバーゲンで安くなると、ついつい買っちゃうんだよね。この前のサイバーマンデーでダイソンの掃除機買っちゃったよ。
以前にダイソンもどきのハンディクリーナー買ったらすぐ壊れてね。やっぱり本物のダイソンいいなと思っていたんだけど、やっぱり高いんだよね。それがこの時タイムセールで2万3000円になってて、速攻ポチった。
今では3万円ちょっと。
やっぱりネットショッピングはタイミングと勢いだ。後でと思っていたら値段が上がっていることはよくあることだ。
ちなみに、今見るとZ366も以前の6万3000円まで戻っていた。
そして無事届きましたよ〜 (*^_^*)
いよいよ取り付けです😊