もう、ここ数年は寒くなると、バイクのバッテリーを外してオプティメイトにつなぎ、バイクには乗らずに冬ごもりしていた。
ところが、最近やたらバイクに乗りたくなる。何年か周期でバイク熱が高じてくるのだ。しかし、もうずいぶん前に買ったウィンターグローブに穴が空き、新しいものを買おうかなと思っていたが、ウィンターグローブって、分厚くて操作性が悪くなってあまり好きではない。それにどんなに保温性の高さを謳っていても、しばらく乗れば指先は冷たくなる。
最近、電熱グローブとかグリップヒーターとか、最新のテクノロジー(?)で温めるものもあるが、結構なお値段するし、ひ弱なバッテリーのSRで大丈夫か心配になる。
何気なくネットでよさそうなウィンターグローブがないか検索していたところ、お勧めにハンドルカバーが表示された。
「ハンドルカバーか~ いいんだけど、やっぱりかっこ悪いかな?」
そうなのだ。バイク乗り界隈でハンドルカバーは禁断の防寒グッズなのだ。カッコにこだわるバイク乗りにとって、ハンドルカバーを付けるくらいなら、指先が凍ろうが素手で乗ることを選ぶくらいダサい。
でも、意外と安いんだな。いろいろなメーカーから、結構種類が出ていて2,000円~3,000円程度で買える。ウィンターグローブよりお得かも。。。
* * *
学生の頃、お寿司屋さんで出前のバイトをしていた。当時、カブ〈ホンダ〉で最速の出前持ちをめざしていて、MFJ全日本出前選手権でそば屋の長寿庵(ヤツはメイト〈ヤマハ〉で参戦していた)とチャンピオンシップを争っていた。大学3年生の時、長寿庵との激戦を制して最終戦でチャンピオンを決めたのはよい思い出だ。
・・・(´。`)
・・・(。_。)
・・・(~_~;)
ゴメンなさい <(_ _)>
アホな戯言は横に置いといて・・・冬になると、出前に使うカブにハンドルカバーを取り付けるのが恒例だった。ハンドルカバーを付ける季節になると、出前持ちにとって辛く、長い冬のはじまりだ。
それでも、ハンドルカバーは冬の寒さから指先を守ってくれる。アナログだがその効果は絶大だ。それは身をもってよく知っている。
もう、やせ我慢して乗る歳でもないし、いいじゃないのハンドルカバー!
女子高生に「やだ、あの人、ハンドルカバー付けてるわ。超絶かっこわる~い」と後ろ指さされようが構うものか!
そして、Amazonでお安くなっていたデイトナのハンドルカバーを人目を盗むようにカートに入れ、目をつぶり、息を整え、しかし震える指先で、そっと決済ボタンを押すのだった。
ぽち・・・
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いや、今どきのハンドルカバーって、そんなに悪くないんじゃないの? ちょっと大きなグローブしてると思えばいい(キャッチャーミットみたいだけど)。
ハンドルカバー取り付け!
— ブルパワー.com (@bullpower_world) 2020年11月7日
これはこれでありかもしれない。
ウィンターグローブ買うよりコスパいい😊
ウィンターグローブって、操作性悪くなるからあまり好きじゃないんだよね。#SR400 #ハンドルカバー#YAMAHAsr400 pic.twitter.com/j3hXOVK92p