今年も残りわずかですね。
この年末年始のお休みは、12月28日~1月5日までの9日間。曜日の並びがよかったので、例年より長い休暇だ。
で、今年1年を振り返ってみると・・・
「趣味はほどほど」という感じ。
バイクの方も泊まりがけのツーリングは、山梨の友だちに会いに行った1泊2日が1回だけ。キャンプツーリングも1回計画はしたが、雨で流れて日帰りツーリングになってしまったし・・・
もう一つの趣味の登山についても、裏山登山以外は特に山行に出かけることもなく、休みの日は家にいることが多かった。
これは、夏が長く暑すぎて、とてもアウトドアを楽しむ気候ではなかったというのもあるが、年齢を重ねると共に活力も削られていったという感じだ。
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改めて2024年はどんな年だったかを考えてみると「次への準備」の1年だった。
一つはWordpressのコミュニティに参加したこと。Wordpressとはホームページを作るCMS(ようはホームページを作成するオープンソースのソフトのこと)で、これを使って会社の簡単なホームページは作れるようになったが、もう少しいろいろなことが出来るようになりたいと、月に1回開かれる愛好家のミーティングに参加するようになった。
ここには、Wordpressでテーマを作成している人から、ホームページ制作の仕事をしている人など、その道の達人が多く参加していて、自分の素朴な質問に答えてくれたり、アドバイスを受けることができるので、非常に勉強になっている。
そして、ここに参加してわかったのは、技術的なことはある程度勉強すればできるようになるけど、大事なのはどんなコンテンツを作るのか、また、構成やデザイン、そこに伝える文章などが重要で、実はその部分が自分の強みだと言うことに気づいたことだ。これは、属人的なことで強みになる。
そして、市の商工会議所が主催している「創業セミナー」に参加したことだ。別に今すぐ創業しようとは思ってないが、会社を引退したらフリーランスで仕事をしようと考えていた。
もう組織で働く気は全くない。ホトホト組織の人間関係に嫌気がさしている。だから少し早めに会社を引退してひとりでできる仕事をする準備を始めようと思ったいたところに、市の広報でこのセミナーのことを知って申し込んだ。もちろん有料だがその内容を思えば格安だ。
週1回、毎週日曜日の朝10時から夕方5時までみっちり講義とワークが組まれていて、創業のこころ構えからビジネスプラン、事業計画書の作り方、税務、資金計画、融資の受け方や様々な助成制度を学んだ。普段会うことのない、いろんな人が参加していて、多彩なアイディアやスキルを持っていてとても刺激を受けた。
参加者は、それぞれお店を持ちたいとか、今の仕事で独立したいとか、目標が明確になっている人が多い中で、ビジネスプランや事業計画を作る演習で「はて? 一体自分には何ができるのか?」と真剣に考えることができた。
これまで、蓄積した知識や技術、人脈など、とにかく自分でできそうなことを片っ端に付箋に書き込み、それらを組み合わせて考える。すると、どんなマーケットで勝負するのか、そのアウトラインが何となくだが見えてきた。
こうして自分のこれまでやってきたことを棚卸ししてみると、意外とできそうなこともあるもんだなと、まんざらでもない。本当にいい機会になった。
たとえば、60歳で定年になって、消去法で再雇用で会社に残るとか、会社を定年した後にやることがなくて無為に時間を過ごすセカンドライフは送りたくないなと考えていたなかで、50代の後半でこうして行動できたことはよかった。
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あとは一番何をしていたかな?
特にクルマの移動時間や家事をしながら、また寝る前にAudibleをよく聴いていた。Audibleのサブスクに入っているので、もう無限に本が聴けるぐらいのタイトルがあるので、片っ端からダウンロードして聴いている。
活字の本も読みたいのだが、老眼が進んで活字を読むと目が疲れてしまうようになったのと、本も地味に高くなって新刊を気軽に買えなくなった。そう思うと、月1500円で聴き放題のAudibleは非常にお得だと思う。
よく聴いたのは小説が多かったが、エッセイ、ビジネス書、教養など、とにかく興味の惹くタイトルを選んで聴いてみると、感動したり、背中を押されたり、自分の偏った常識に気づかされることが多々あった。
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こうして振り返ってみると、自分の今いる環境を変えたいんだな、って無意識に行動していたことがわかる。
そうすると、来年は変化の年になるのかな。行動に移さなければ始まらないけど、小さなことでもいいので何かやってみよう、その一歩を踏み出だす1年にしようと思う次第である。
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そうだ。今年一番の思い出は、原田知世ちゃんのコンサートに行ったこと!
これは、最高の時間だった(笑)