
お盆も過ぎて8月も下旬になり、少しは涼しくなるかな、せめて夜だけでもクーラー無しで眠ることができないかな、なんて甘い考えをしていたが・・・
なんだよ💢 まだ昼間は35°を超え、夜だって27°ぐらいにまでしか下がらない💦
正直、カラダが怠くてなんもする気が起こらんよ。。。
で、気がついたら会社設立して1か月が経とうとしている。創立は書類を提出した7月15日だが、登記完了が7月28日なので、実質的にはこの日が業務スタートの日だ。
何もする気が起こらんとは言え、そんなことは言ってられない。やることは山積みだ。
創業するまでの手続きは、法規に則りマニュアル通りに進めればいいので、(結構煩雑でめんどくさいが)ある意味書類さえ整っていれば手続きは進んで行く。
しかし、設立後はそうはいかないことも多い。ビジネスをはじめる環境を整える、たとえば銀行に法人口座を開くとか、法人のクレジットカードを作る、融資を受けるなどは、かなり厳しい審査がある。
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まず、銀行口座がなければ話にならない。いつも手元に現金を置いて商売するなんて、今の社会じゃあり得ないし、自分の会社の場合、法人相手のB to Bが基本なので、支払いにしても入金してもらうにしても口座がなければ始まらない。
ただ、今の世の中、できたばかりの会社で何の実績も無い場合には、銀行も簡単には口座を開いてはくれない。
ネット銀行は比較的口座を作りやすいが、それでもビジネスの実態がわかるような書類を提出しなければならないし、地元の地銀や信金は、もっと多くの書類を提出し、さらに事務所まで来て実際に仕事ができる環境かを調べに来る。
特に最近はマネーロンダリングや犯罪に使われないように審査が厳しいようで、慎重になっているんだとか。
自分の場合、税理士さんから取引のある地元の信金さんを紹介してもらったので、門前払いになるようなことは無かったが、信金の担当者から「いきなり窓口に来て口座開きたい」と言ってくる客には身構えてしまうと言っていた。
そして、会計や税務に関しては、飲み友だちの経営者に税理士さんを紹介してもらい、顧問契約を結んだ。法人の決算は基本的にシロートでは難しいらしい。もうここは潔くプロにお願いすることにした。
社会保険関係は、とりあえず従業員はいないし、社会保険労務士に頼むほどの作業もないので、年金事務所に行ってあれこれ聞いて自分で手続きした。ちなみに1年間は最低限の役員報償を設定したので、健康保険も年金もだいぶ安くなる。今支払っている額は昨年の年収ベースで計算されているから、ビックリするぐらい高いのだ。
ただ半分会社と折半するとは言え、結局、ひとり法人だと会社のお金も自分がだしているようなものなので、全額自己負担と変わらない。それでも安い。これはマイクロ法人を作るメリットのひとつだ。
とりあえず、この1か月はそれらの手続きや準備に時間を費やした。その中でも最大限のミッションは融資の審査を通すことだった。
自分のビジネスは、基本的にデジタル関係で、電子書籍やデジタル教材の制作・出版が主な事業内容で、事務所も自宅なので家賃もいらないし(住宅ローンは残っているけど・・・)、飲食店や美容院など、店舗型の商売のような大きな設備投資も必要ない。在庫もないのでモノを置く倉庫もいらない。パソコンとプリンター、携帯電話と各種ソフトがあればこと足りる。足りないモノは業務委託で済ませる。これは、創業を考えたときに、初期投資を抑え、一番資金がかからずにある程度の規模のビジネスを展開できるかをアタマがねじ切れるぐらい考えて作ったビジネスプランだ。
一方で日銭が入るような商売でもないので、仕事を受注してから現金が入ってくるまで早くて3か月、場合によっては1年先になる。そこが最大のウィークポイントで、その間の手元資金がなければ、パンフレットを作ったり、ホームページを開設したり、あちこち営業に出かける出張費も出ない。それに安く設定したとは言え、自分に役員報償も払わなければならない。とにかくキャッシュが必要だ。
自己資金を使ってもいいが、このビジネスでこれまで貯めたお金を溶かしてしまっては老後が悲惨だ。法人で無担保・経営者保証無しの融資を受けられれば、もし、返せなくなったとしても、出資した資本金以上に個人で負債を背負うことはない。自分の資産は守られる。
融資は借金で恐いと思うかもしれないが、基本的にビジネスの借金は個人の借金とは違う。例えば家や車のローンは、現金が手元に残らずすぐにモノに変わってしまう。そして手に入れたモノはすぐに資産価値が下がっていく(都心の一等地だと別だけど、今じゃフツーの人は買えないね)。つまり現金は一銭も手元に残らず、返済だけが続いていくのだ。ビジネスの借金は、まず手元に現金が残る。その現金を使ってビジネスをしてお金を増やしていくので、まったく性質が違う。
これは会社をつくって、はじめて実感したことだった。必ずしも無借金経営がいいとは限らない。前の会社では役員だったので借入額も知っていた。何だか「こんなに借金があって大丈夫なのか? 早く返してしまった方がいいのではないか?」なんて思ってもみた。キャッシュフローという言葉は知っていても、その意味をまったく理解していなかった。ようは、借金を返して現金がなくなるよりは、利息を払ってでも手元に現金がある方がいいのだ。ビジネスは、いつ、何時、お金が必要になるかわからないからだ。
雇われのサラリーマンと経営者と言うのは、こうも考えていることが違うのかと改めて実感した。自分はそこそこ仕事ができる人間だと思っていた。もう数年で還暦を迎えようというのに。単なる勘違いだった。本当に思い切って会社をつくってよかった。こんなに知らないことが多く、まだまだ知識が足りず勉強が必要なんだと思うと、張り合いもある。そして、あの嫌気が刺していたサラリーマン時代がなんてのんきだったんだと失笑してしまう。
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創業時というのは、いろいろと国の支援や制度があるので、融資が受けやすい。ただし、黙っていては誰も教えてはくれない。もちろん検索して調べればある程度の情報は得られるが、実際に自分で政策金融公庫や商工会議所、信用保証協会、銀行の担当者などとコミュニケーションを取って、どの制度が使えて、条件がいいのかを吟味する必要がある。
ただ、融資を受けるまでには、かなりの労力と智恵、そしてプレゼン力が必要だ。何の実績も無い会社にポンと数百万は貸してくれない。ネットで調べてみると、創業時の融資が通る率は50%程度らしい。つまり半分は審査に通らないというのだ。
自分の場合、設備投資はそれほどないので、1年分の運転資金を確保することを目標にした。
額にして600万円。
さあ、果たして融資を勝ち取ることができるのか?
グループ参加しています。
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散歩しながら、移動時間にAudibleで本を「聴く」のにハマってます。

