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【CB1300SB】若い人とのツーリングで感じた人生時間軸の現在位置

 

50も過ぎると、だんだん友人と呼べる人が少なくなる。地元の同級生や学生時代からの交友関係が続いている友人はいるが、地元から離れてしまうと数年に1度ぐらいしか会う機会はなく、友だち付き合いが続く人数は限られてくる。

 

岐阜に来てから知り合った人のなかで友人と呼べるような関係の人も無くはないが、バイク乗りの友人というのは非常に限られてくる。

 

自分からツーリングクラブに入ったり、ミーティングとかに参加すればその輪は広がるんだろうけど、あまり大人数で走るのは好きではないし、ミーティングなどに参加しても、すでにグループが出来上がっていると、その中に入っていくのも結構難しかったりする。

 

自分は比較的社交的な性格だとは思う。けれど相性もあるし、さらにグループの中に入って話を合わせるのって神経使うし疲れてしまうことが多いので、積極的にその輪に加わることもしなかった。

 

だから、趣味や話が合う数人のバイク乗りの友だちがいれば自分は十分と思っている。

 

*  *  *

 

そんな数少ないバイク乗りの友人に、このブログにも何度か登場したMVアグスタ乗りのげんきちさん。

 

彼とは、5年ぐらい前にひとりでキャンプツーリングに行ったときに、同じキャンプ場でテントを張っていて知り合った。自分より20歳ぐらい年下なのだが、非常に好青年で話しやすくて、そこから年に1~2回一緒に走るようになった。

 

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彼と知り合ったときは独身だったけど、少し前に結婚して、もうすぐ子どもも生まれるという。

 

子どもが生まれたらツーリングどころじゃないだろうからと、お父さんになる前にひとっ走りしようということになって、三重県の伊勢・鳥羽方面に出かけてきた。

 

 

高速で伊勢まで行って、海沿いのワインディングが楽しめるパールロードを走り、ランチタイム。

 

 

お互い牡蠣が大好き! ということで、与吉屋で牡蠣定食を食らう。

 

 

焼き牡蠣、カキフライ、カキご飯に小鉢が付く牡蠣づくし。これで2000円もしないんだから大満足。

 

 

牡蠣もぷりっぷり(*^o^*)

 

 

食後はパールロードの展望台。

 

 

広い海を一望できる展望台に立つと、海なし県民は否応なしにテンションが上がる。

 

 

テラスでコーヒーを飲みながら、結婚とか、子どもとか、仕事とか、いろんな話をした。若いって、それだけで財産だよな。これからいろんな経験をするんだ。自分はそれらを一通り過ぎて、あとは何が待っているんだろう?

 

*  *  *

 

帰りに、伊勢神宮の外宮まえで伊勢うどんをいただく。

 

 

実はこの店、以前仕事でお世話になった人の実家で、いまはその人が55歳で勤めていた職場を辞めて継いでいる。

 

 

伊勢うどんって、濃いめのつゆに太い麺が特徴なんだけど、見た目は塩辛そうに見えるでしょ。でも、そんなことはないのよ。どちらかといえば出汁の味が利いていて、つゆも飲めるぐらい。麺も柔らかいけどちゃんとコシがあってタレによく絡んでいくらでも食べれる。

 

帰り際に厨房をのぞいて挨拶した。自分が30代のときにすごくお世話になっていて、その人は40代だった。それが、なんと今年で70歳になるという。ここでも時の経つ早さを感じた。

 

跡継ぎがいないらしく、自分の代で終わりかな、なんて言っていた。歴史のある名店だけに惜しいことだ。個人店の後継者問題って深刻なんだよな。

 

 

 

*  *  *

 

普段何気なく過ごしていて代わり映えのない日常でも、時とともに変化していく。自分自身はなんかあまり変化を感じないんだけど、若い人を見ていると前に進んでいっていることを感じていいなと思うし、数年ぶりに年上の人に会うと、確実に老いというものがあることを実感させられる。

 

そうやって世代というのは移り代わって行くんだな。

 

自分も50代になり、もうすぐ還暦も見えてきた。長年勤めた会社を退職して、これはこれで大きな人生のターニングポイントだけど、自分自身何かが変わったかといえば、特に変わらず時間だけが過ぎていくような感覚だ。でもふっとした瞬間に老いを感じることもある。

 

時間は有限というけれど、本当に時間が戻ることはないって考えさせられる。

 

50代後半から60代というのは、人生の黄金期だという。子育てが終わって体もまだ動くし、さまざまな経験を積んで経験値もある。やりたいことができる人生最後のご褒美タイムらしい。

 

ただ、仕事を辞めたのはいいけれど、この先どうしていこうかという目標というか進路が定まらない。自分の場合。

 

辞める前は、起業とか、フリーランスとか、いろいろ考えて準備してたんだけど、いざ辞めてしまって、「さあ次のステージに行こう」と考えても、なんだか面倒くさくて動き出せないでいる。

 

その要因はわかっている。長年のサラリーマン生活のなかで人間関係に翻弄され疲れ切ってしまったのだ。リセットするにはもう少し時間がかかりそう。そんな無駄な時間を過ごしてていいのか、ちょっと焦る気持ちもあるけど、1年ぐらい休息の時間があってもいいかな? とも思う。 

 

 

とりあえず、好きなバイクに乗って走りながら考えよう。焦る必要はないと自分に言い聞かせる。

 

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