最近。
冬になると引きこもり気味になる。
少し前まではスキーシーズン到来に雪山登山にとワクワクしたもんだが、
どうも、そんな気力がなくなってきた。寒いし。外出たくないし。なんか面倒くさい。
そこに去年からコロナの自粛も加わって、マジで外出できなくなったことが拍車をかけて、むしろ、それをデフォルトとして受け入れたら、
「別に外に出て金使わなくてもいいんじゃね?」って気になった。
ストーブの焚かれた部屋でYouTube観たり、Kindleで本読んだり、みんなのブログを徘徊したり・・・
それはそれで快適で心地よい。
YouTubeをよく見るようになって結構勉強になるチャンネルが多いと気づいた。特に最近「日経テレ東大学」っていうチャンネルの「RE:HACK」っていう番組がかなりお気に入り。成田悠輔というイェール大学の先生の天才ぶりがすごくて、発言はぶっ飛んでいるんだけど、よくよく話の内容を聞いてみるとかなり的を射ていて感心する。とくに資本主義と民主主義という相反する主義が同居している今の社会の考察が鋭すぎてウンウン頷いてしまった。
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とは言いつつ。
あんまりグダグダとネットの海に沈んでばかりも体に悪いような気がして・・・
気力を振り絞って裏山のトレイルだけは出かけている。ここは家から歩いていける距離で、わざわざクルマに乗って出かける必要もない。
低山のトレイルは、実は冬がいいのだ。
夏は暑いし、虫は多いし、藪が伸びて走りにくいので、あんまり好きではない。
その点、冬はふかふかの枯れ葉の上をサクサク音を立てながら走ったり、歩いたりするともの凄く気持ちがいいのだ。登りでもあまり汗をかかず息も上がらない。
この前の日曜日は、お山の方は大雪だったようで、時よりこっちまで雪雲が流れてきて初雪となった。チラチラと舞う程度だけど。このくらいの気温がちょうどいい。
家を出るまでが億劫だけど、トレイルの中に足を踏み入れれば、堕落した気持ちと体にエネルギーが充填されていくようでリフレッシュする。
松の葉が雑木の枝に引っかかっている絵がおもしろかったりする。こんな発見もトレイルの楽しみのひとつ。
↑ ここは裏山のトレイルじゃないけど、お気に入りの公園のベンチ。紅葉のシーズンは、このベンチに座ってお昼を食べたりする。気持ちよさそうでしょ?
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話は変わって。
外に出るのが億劫になって、外食も飲みに行くことも少なくなったけど、ときどき無性に食べたくなるものがある。
ここ4〜5年ぐらい通っている焼き鳥屋さん。
焼き鳥屋なんだけど、ここの牛すじ煮込みがうまいんだ。中部地方の煮込みといえば、真っ赤というかどす黒い赤味噌の煮込みなんだけど、関東生まれの自分には、赤味噌の甘い煮込みはちょっと苦手。ここは塩味の牛すじ煮込み。柔らかくてトロトロ。
もうね。やっぱり我慢できなくて出かけちゃう。緊急事態宣言でお店が閉まっているときは禁断症状が出たよ。
そして・・・
ピーマン肉詰め (≧ω≦)!
ピーマン単体は、それほど好きじゃないんだけど、この鳥のつくねが入ると別物になって、これを腹一杯食いたくなる。
なぜなんだろう?