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【CB−Fコンセプト】70年代への回帰

ついに本田さんがその気になった。 

 

Hondaは、「第36回 大阪モーターサイクルショー2020」と「第47回 東京モーターサイクルショー」に出展を予定していたコンセプトモデル「CB-F コンセプト」をホームページで世界初公開しました。

Honda | コンセプトモデル「CB-F コンセプト」をホームページで世界初公開

 

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いつか来るんじゃないかと思ってたよ。 

 

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PHOTO : https://www.honda.co.jp/news/2020/2200327a.html

 

F.スペンサーがAMAで乗っていたカラーだね。

 

こいつを赤くして、こいつを並べて。

 

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 PHOTO : https://response.jp/article/2019/11/10/328574.html 

 

現代版『バリ伝』のできあがり(笑)

 

バリバリ伝説(1) (週刊少年マガジンコミックス)

バリバリ伝説(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

 

自分の中で、CBは憧れだった。特にCB750Fのほう。高校生だった当時、中免しか持ってなくて乗りたくても乗れないバイクだった。もちろんお値段的にも。

 

 

 その後は四角いタンクのバイクらしいスタイルが好きでカワサキ党になったが、それでもCBはいつの時代も気になる存在。

 

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「CB−F コンセプト」は、CB750Fを現代風に「こうなったらいいな」という思いを忠実に再現してくれたデザインだ。水冷・空冷、2本サス・モノサス、アナログメーターとデジタルメーターなど細かく言ったらキリがないが、素直に惹かれてしまう。

 

*  *  *

 

一足先にカワサキがZ900RSで「Z1」を現代に蘇らせて人気となった。

 

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PHOTO : https://motor-fan.jp/article/10003419

 

70年代から80年代は最もバイクが「熱かった」時代。

 

この時代に発売されたバイクは、中古車市場で今でも高値で取引されている。

 

「CBやZ、カタナを現代の最新技術で乗れたらなぁ」

 

あの頃バイクに乗っていた人なら、誰もが考えそうなことを最初にカワサキがやってくれた。

 

「Zは空冷の2本サスだよ」なんていう人もいたが、それはそれ。スタイルだけでなく、走りにも妥協しなかったメーカーの姿勢は評価できると思う。

 

一方で令和の時代に「W」も復活した。W800はフィーリング重視で造形美にもこだわった。

 

 

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PHOTO : https://news.webike.net/2019/10/24/168565/

 

素晴らしい。SR乗る前だったら、こっちだったかも。

 

負けてならないのは「ヤマハ」 

 

 

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PHOTO : https://www.tandem-style.com/news/63953/

 

XSR900をRZ250風にカラーリングしてきた。

 

どうせだったら、まんまRZのオーセンティック外装セットのほうがいかにもっぽい。

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PHOTO : http://www.ysp-hamamatsu.co.jp/blog/20160914-authentic.html

 

でも違うんだよなぁ。特にテール。なんで丸いのが乗っかってんだ! テールカウルが付けばもっとRZっぽいのに。

 

もう我々が新車の2ストを買うことはできない。高校生の時、友達のRZを借りて乗ったことがある。パワーバンドに入ったときの暴力的な加速にビビってアクセルを戻したっけ。

 

残念ながら、70年代から80年代のヤマハの代名詞は2ストロークエンジンだった。初代RZはヤマハの歴史に輝く遺産である。それを使えないのはもどかしいだろう。

 

環境も大事だし、騒音だって静かな方がいいのはわかる。ただ、小さなエンジンで台数自体だってクルマに比べりゃ微々たるもののバイクに、そこまで目くじら立てることもないのに。なんて勝手なことを思ってしまう。

 

*  *  *

 

いずれにしても、50代、60代のバイク乗りが、若かりし日に憧れたバイクをモチーフにしたバイクが出揃ったのは素直に楽しい。こんな時代が来るなんて思ってもみなかった。

 

40年も50年も経ったいまでも色あせないあの頃の名車のデザインは、バイクの歴史のなかでも「黄金期」だったのだろう。これほど技術が発達してデザインが洗練されてきた現代でも超えることができずに回帰していくなんて。人間って、どこか保守的で最新型が出れば出るほど、昔のバイクやクルマが懐かしく思えてくるだろうな。

 

今の若い人が乗っている最新のバイクが、50年後オマージュされるのかな?

 

自分は40年前に発売され、いまでも生きる化石のように生産され続けるコイツを大事に乗ろうと思う。

 

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PHOTO:YAMAHA SR400 2016年式 60thアニバーサリーカラー

 

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