あ~ N-ONE
N-ONEいいなぁ~
オレはアホだ。
しょうがない。クルマもバイクも大好きだ。
そしてN-ONEのことを調べれば調べるほど、なかなかよいクルマではないか。
2012年に発売されたN-ONEは、当時どこか愛嬌のあるデザインで話題になった。これは、ホンダ初の軽自動車「N360」をオマージュしたクルマだ。
1967年。なんと、自分が生まれた年に発売されたのか。たしか小学校のころ、先生がNコロ(N360の愛称)に乗ってた記憶ある。
現在のN-ONEは、2020年にフルモデルチェンジされ、2代目だ。
上の写真は、手前から新型N-ONE(JGー3)、真ん中が初代N-ONE(JG-1)、そして奥にN360が映っている。
フルモデルチェンジしたのに、外観はほとんど変わっていない。
下の写真がその証拠。
外観のボディーの金型は一緒らしい。こういうケースはめずらしい。フルモデルチェンジなのにN-ONEがN-ONEとしてあり続けるために、変えないという選択はなかなかの英断。
その話は、こちらの記事に詳しい。
* * *
前回の記事のごとく、中古車検索サイトの検索窓にN-ONEを入れ、条件を入れていく。
ターボ車がいいな。と、なるとプレミアム・ツアラーかRSというグレードになる。新型はまだ発売されて3年しか経っていないので、値段も高く100万円の予算では到底無理・・・
4~5年落ちの旧型N-ONEとなるが、プレミアムツアラー、もしくはRSは上級グレードで元の値段が高いこともあって(オプション込みだと200万は超える)値段はあまり下がっていない。
120~140万ぐらいがボリュームゾーン。100万切る個体はないなぁ~
諦めず、気長に探そう。別に焦る必要もないし。
が、しばらくすると・・・・
キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
4年落ち、4万8000㎞、赤と黒のツートンで欲しかったカラー。
100万を少しオーバーしているが、まあ範囲内。
ホンダの認定中古車で、さらにお店も家から割と近い。
ハイ! 整いました!
早速お店に電話して、現車確認の予約を取る。
* * *
日曜日。予約しておいた時間にお店に行く。
フツーなら来店前にクルマ出して用意しておいてくれるよね。
ところが、お店は新車メインのディーラーで、中古は向こうだからと案内されると、
ドアも空ける隙間もないぐらいギチギチにクルマが詰め込まれた在庫置き場に連れていかれ、半身になって目的のN-ONEまでたどり着く始末。
「売る気あんのか?」
クルマ自体は修復歴なし、評価も4.5。ディーラーの認定中古車だし事故車や不具合のある個体を掴まされることはないだろうけど、一応、儀式的に下回りや足回りのチェック、さらにボディのチリが合っているか、ドアの開閉はスムーズか確認していく。
続いてエンジンをかけ、エンジンルームをのぞいて異音はないか? おかしな振動はないかも見ていく。ファンベルトの摩耗具合とか、オイルやエアフィルターの汚れ具合も見ていく。
あからさまな事故車や余程メンテしていない個体なら自分でも見抜けるけど、よっぽどのことななければ、シロートでぱっと見で不具合を見つけるなんて難しい。でも一応、何も知らないカモ客ではないことアピールはしておく。
って、思ったら、右前のタイヤハウスの下側に何かぶつけた跡がある💦 ドアにもちょっと目立つエクボが。
「これでお値段お安かったの?」と店員に聞いてみる。
「多少ありますけど、当店が販売して下取で入ってきたクルマですから、この値段で出せるのです。オークションとかで仕入れていたら、もっと高いですよ」
「タイヤもだいぶ減っていて厳しいですね。バッテリーも一度も変えてないでしょ?」
「そのあたりは、全部新品に変えますよ。オイルにエレメント、その他フィルターや油脂類も必要な箇所は交換します。ボディのキズも板金出して綺麗にしますよ」
「え💦 そこまでやってくれるの? だったら全然安いわ」
「保証も2年付きますし、有料ですがプラス3年の延長保証もありますよ」
「それだけ自信あるってことね。さすがディーラーの認定中古車」
ふつうの中古車販売店では、そこまでやらないだろうなぁ。ムーヴなんて現状販売に近かったし(笑) ディーラーの認定中古車って、ちょっと割高なイメージだけど、そこまでやってくれるんだったら、安心だわ。
見積を作ってもらったら、諸経費も明朗会計。プラス3年の保証は3万8000円。年間約1万2000円ちょっと、月にすれば約1000円程度。距離は無制限らしい。中古車で距離無制限で5年保証はなかなかない。ホンダ太っ腹!
ちなみにムーヴ査定してもらったら、リサイクル料込みで3万円(爆) 買値19万8000円だったのに・・・
でも、店員さん曰く「ちょっと高値付けすぎたかな」だって (´・ω・`)
そんなこんなで、保証付けて、ムーヴの下取額引いて、万円以下の端数切り捨てにしてもらって、見積は総額110万円。
「どうされますか? 実は明日、別の営業マンのお客さんが購入前提で見に来る話になっているんですよ。その前に売れてしまったら、ごめんなさいという話にはなっているんですけどね。他にも問い合わせは来ていますので」
お、お、お~ 出た! 営業マンの決めセリフ! 客への殺し文句!
って、言ったら「ホントですよ。このクルマは多分早い者勝ちです」と冷静。。。
…
…
…
ここで沈黙入れてくる営業マン。この人やり手の営業マンなんだろうな。
家の近所で、まさに自分の希望ぴったりの中古車ってなかなか出ないし。今回逃したら次はいつあるかもわからない。ムーヴも来年の車検でいろいろ金かかりそうだしなぁ。どうするか?
いろいろな思いがグルグルと頭を駆け巡る。
そして・・・
買います! わたし、このN-ONE買います!
ハイ。ブルさんお買い上げ(爆)