登山道具でキャンプツーリングに行けるじゃないの?
今年になって、まだ1度もテントを張ってない・・・
夏休みに、南アルプスをテン泊縦走する予定だったが、母親が亡くなったりでそれどころではなかったり。
でも、なんか日常を抜け出して、ひとり自然の中でぼんやりしたい。
いや、酒飲みたい(爆)
ただ、登山のテン泊は、事前の準備が大変なのと、土日にふらっと行けるほどお気軽ではない。
SRを買ってからは、「いや、バイク楽しい~」って感じで、時間があれば、バイクに乗りたい。ちょっと登山はお休みモード。
で、だ!
テン泊に揃えた、テントやシュラフ、マット、バーナーやクッカー。これをザックじゃなくて、バイクに積めば、キャンプツーにいけるじゃないか!
そうなのだ! 登山用具はコンパクトで高機能。これをキャンプツーに使わない手はない!と、閃いてしまったブルさん。← バイク乗りだったら、だいたい気づくね(^_^;
一色の森キャンプ場に決めた!
天気のいい週末を虎視眈々と狙う日々。お!9月9日~10日の土日は、晴れマーク、両日とも降水確率10%と好条件!
幸い、岐阜はそこいらじゅうにキャンプ場がある。とりあえず、ネットで検索・・・
森の中で、テントサイトまでバイクを乗り入れられて、できればちょっとマイナーで人が少なそうなところ。
よし! ここだ!
高山市荘川町にある「一色の森キャンプ場」
昔、一色国際スキー場だったところだね。いつの間にか閉鎖されていたんだ。
ここは、高山市といっても、地理的には奥美濃エリアで、家から下道でゆっくり行っても2時間弱。午前中、10時頃とゆっくり出て、買い出ししても、13時頃には到着できる。
さて当日・・・
予報通りの快晴じゃないの!
どうせなら、テント張った次の日は、大日ヶ岳でも登ろうと、登山道具一式も用意して、走り出す!
なにこれ、マジ・・・(;´Д`)
リヤに積んだ荷物と登山道具の入ったザックが干渉して、ポジションがめちゃ前に寄っちゃって、ブレーキングのたびに、腕に全体重がのしかかる(~_~;)
走り出して、10分で腕がしびれてきたわ。。。
ザックのショルダーベルトを緩めて、リアの荷物の上に載せるようにして、少しはましになったが、
非常に乗りにくい!
近場のキャンプ場にしてよかったわ。
※後日、積載性を見直しました ↓
さて、途中のスーパーで食材とお酒を買い込み、SRの気持ちいいスピードで、テケテケとキャンプ場に向う。
高原の気持ちのいい道
13時過ぎには一色の森キャンプ場に到着。
まずは受付。
「予約していないんですけど、バイク1台、今日テント張れます?」
「大丈夫ですよう。1台1000円とゴミ処理料500円になります」
バイクはリーズナブルですね~(クルマだと3000円) 山のテン場だってこのくらいしますからね。しかもゴミは持ち帰りが原則。
キャンプ場によっては、バイクの料金とか設定していないところもあるし、高規格のオートキャンプ場だと、ファミリーや団体が多いんで、場違いになること請け合い。ソロキャンプツーは、キャンプ場選びが重要ですね。
ここは、標高約1000Mに位置し、いい感じの森の中。管理棟の前は、昔のゲレンデが広がっていて、今は、牛が放牧されているらしい。
焼いて、燃やして お一人様ディナーにキャンプファイヤー
サイトに移動し、早速今日のねぐらを設営します。
15番サイト。バイク1台だったら十分なスペース。
この日は、団体さんやファミリーキャンパーもそこそこいたけど、やや奥まったサイトだったので、静かでのんびりできそう(*⌒▽⌒*)
登山のテン泊に比べたら、整地もしてあるし、森の中だから風もそれほどないので、とってもテント張りやすい(*^o^*)
とりあえず、自分にもガソリン一本注入して、すこしお昼寝 (∪。∪)。。。zZZ
近くの温泉でひとっ風呂浴びたら、飲酒タイム!
ポテサラにツナを和えて、クラッカーでいただきます。これ、登山のテン泊の定番メニュー。ツナをコンビーフにしてもおいしいです (*^~^*)
続いて、お肉とワイン
焼きます!
お酒もすすみ、いよいよマッタリしてきて、日が暮れて。
ここは、やっぱりキャンプファイヤーでしょ!
薪を買ってきて、火を点ける。。。。
点ける。。。。
点ける。。。。
点かない・・・(T-T)
買ってきた薪一本一本が太いのよ。バーナーであぶっても、焦げるばかり・・・
この辺が、キャンプ初心者。
そっか、薪を割ってもうちょっと細くすればいいんだ!
サバイバルナイフを持ってきたので、これで薪を削ったり、割ったりして、火種を作って、
点火!
意外とあっさり点きました。
もうあとは、火を眺めて、星を眺めて、ワインをちびちびやって。
贅沢な時間です。
焚き火もいい感じになって、結構酔って・・・
意識不明・・・・
いつ、シュラフに潜り込んだんだろう?
気がついたら、朝でした (;゜ロ゜)
朝ご飯は、パンとスープとコーヒーで簡単に。
さて、今日は登山だからと、早めに起きて、撤収するはずが・・・
あまりの居心地の良さに、8時過ぎまでゆっくりしちゃいました。
気ままに、自由に、こころを解放して。
SRはツアラーでもなければSSでもないけど、一人ひとりのバイクの向き合い方にSRが合わせてくれる。
いろいろな楽しみ方ができるのも、SRならではです。
日常のいろんなことから離れて過ごす時間。
いいですよ。
※本記事はブルさんのYahoo!ブログ「Bull Power World」から2017/9/18のエントリーをはてなブログに転載いたしました。