ようやく秋らしくなった11月の日曜日。
カミさんとムスメは、義母さんと女子だけの京都旅行に出かけて、ひとりでグダグダできる状況なので、布団からなかなか出られずに9時過ぎまでダラダラベッドの中で過ごす。
朝メシ食って外に出たら、まあ、なんといい天気だ。
もうあと1ヶ月もすればお山の方は道が凍る。
長良川と鮎ごはん
「バイク乗るか」
11時過ぎにSRのキックペダルを蹴り落としてエンジンに火を入れる。
「時間も時間だし、近場で気持ちよく走れるルート」を脳内検索する。
ひとまず国道156号で長良川沿いを北上しよう。
少し肌寒いが、いつまでも暑かった10月を思えば快適だ。
コーヒーを飲んで一息入れようと、美並の道の駅に立ち寄る。
露店が出ている。何を売っているのかな?
「おお〜 鮎ごはん!」
醤油と出汁で炊いたご飯に塩焼きの鮎をほぐして混ぜてある。大好物のひとつ。もちろんお買い上げだ。
川原に降りていただきましょう。
「鮎は皮がうまい!」 香ばしい匂いが食欲をそそる。
秘湯の宿「すぎ嶋」
おなかも膨れて、156号線をさらに北上。郡上八幡の手前で「あそこの温泉でまったりしよう」と思いつき、国道256号線で高畑方面に左折する。
稲刈り後の田舎の風景。ドコドコとしたSRの排気音と爽やかな秋の風に包まれて、「ニッポンに生まれてよかったなぁ〜」としみじみ思う。
この道は高畑の先は板取まで続いている。めざすは・・・
板取の一番奥にある「秘湯の宿 すぎ嶋」。入り口から秘湯感漂う。日帰り入浴も可能(800円)。予約すればお昼もいただける。
玄関脇のもみじが色づき始めている。
玄関を入って受付して
さっそく大浴場へ。大浴場といっても、内湯と露天風呂だけのこじんまりとしたお風呂。
この手前に、比較的大きな日帰り温泉があるんだけど、休日は家族連れが多くて子どもが走り回ってゆっくりできない。ここはいつも静かでのんびり湯に浸かれる。
休憩室も大正モダン風の雰囲気。うっかりすると時を忘れてついつい長居してしまう。
囲炉裏の部屋もある。
熊が(汗)
ゆっくり回っても半日あれば十分
帰り道の途中に、インスタでバズったモネ池がある。
今日もすごい人だったのでそのまま通過。この写真は2年ぐらい前に行ったもの。
バズる前は、なんてことはない神社の前の小さな池だったんだけどね。この辺りは水が豊富で、板取川は本当に透明な綺麗な川。高賀山の麓にはミネラルウォーターとして売られている湧水もある。
こんな感じで一回りしても、11時に出て15時には家に帰ってこれる。寝坊しても楽しめる週末のプチ・トリップコースです。
【本日のコース】
アクセスは東海北陸道の美濃インターが便利です。美濃市のうだつの上がる街並みも見どころありますよ。