先日、CX-3の警告ランプがすべて点灯し、ワイパーが勝手に動き出すというトラブルが発生してビックリした。
とにかくディーラーに連絡して引き取りに来てもらい、トラブルの対処をお願いした。
夕方、電話がかかってきて「午前中に引き取りに行ったときは、ブルさんが言われたような症状があったんですけど、入庫後しばらくしてエンジンをかけたら直っていたんですよ」
と、いうことだった。
会社が終わってからディーラーにCX-3を引き取りに行ったときに説明を受けた内容は
「車載のコンピュータからエラー情報を確認したら、今まで見たことのないようなエラーが複数確認されました」とプリントアウトした紙を見せてもらう。
アクセルに関するエラーコードが2件ほどと、その他はよくわからないエラーコードが10件ぐらいあった。
「断定はできないけど、後付けしたピボットのスロットルコントローラーが影響しているかもしれません。ただし、他のエラーも含めて、現状では何が原因なのかなんとも言えないのが正直なところです。今の時点では特に不具合もありませんし、コンピュータもリセットしましたのでしばらく様子見ながら乗っていただけませんか」
とりあえず、スロコンも外して様子を見ることになった。
それから数日間走ってみたが特に問題はない。と、いうか前に問題になっていた、アクセルの踏み始めにエンジンが反応せずに急に回転数が上がるような症状が緩和された。いや、フツーに走れるようになったと言っていい。
いままで、交差点の右折をするときに、ワンテンポ遅れて加速し出すので直進車が突っ込んでこないか本当にヒヤヒヤしてたのが、多少ターボラグはあるものの走行に支障を来すようなレスポンスではない。
また、たとえば50㎞で走っていて、60㎞に速度を上げたいとき、少しアクセルを開けて加速するよね。ところが、いままで、この「少し」にまったく反応せずに、やや大きめにアクセル開けて加速しはじめて、大きく開けているもんだから予想以上に加速してしまって慌ててアクセル戻すような感じだった。
それも少しアクセル開ければ、ディーゼルエンジンの性格上多少はもたつくけど、許容範囲の中で加速するようになった。
そうだよな。
これが本来のCX-3なんだろうな。
もし、今までがデフォルトの状態だったら欠陥商品だよ。
スロコン入れる前から、たぶん納車時からエラーがあったんだろう。アクセルを踏んでスロットルユニットから信号送るところとできちんと燃料噴射系統のユニットに伝わってなかったと推測できる。
その他にも、オートワイパーのセンサーが反応しなかったり、やたら間が空いたりとかあったんだけど。それもちゃんと雨を検知して必要なときにワイパーが動くようになった。
最初からこうだったら、乗り換えなんて考えもしなかったよ。
CX-3の名誉のために言えば、ハンドリングやブレーキ、シートの出来は素晴らしいし、インテリアも落ちつていて、このサイズのクルマの中では高級感があると思う。
最近のクルマって、もうかなりの部分が電子制御されているから、ちょっと違和感あっても機械的に「ここがおかしいのかな?」なんて予想も立たない。まして、新車で初めてのディーゼルだと「こういうクルマなのかな」思ってしいまう。
あ~あ・・・もう遅い。
実は正式にBRZ・STIスポーツを契約してしまった。
ただね。300万円も出して買ったクルマが、たとえコンピュータの不具合だったとしても、厳しい言い方をすれば欠陥車だったわけだ。この間にかなりストレスためながら運転してたわけよ。それが偶然、なんかの拍子に直っただけで、もしかしたらこのままの状態が続いていたかもしれないじゃない。
そう思うと、早めに乗り換え決意したのはよかったのかもしれない。ブランドとしてマツダは好きだしデザインも日本のメーカーの中ではダントツに洗練されていると個人的には思う。だけど、信用できないというか、もう一生マツダのクルマを買う気にはなれない。それぐらい高い買い物だったし、気に入って買っただけに精神的なダメージ大きい。
一方で、この件で86レンタルしてスポーツカーの気持ちよさを知り、好条件のBRZにも巡り会えたから、それはそれで怪我の功名かもしれない。
いままで、ライフスタイルに合わせてクルマを選択していたけど、ドライビングそのものを楽しむクルマというのははじめてだから楽しみだ。
まあ契約したのはATだけどね。
※【#北海道ツーリング】の執筆は、書きたいことも多くて、写真選んだり加工したり、シリーズのプロット作り直したり、思いの外大変で (;´Д`) 気長にお待ちください。