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【ボンネビルT120】ECUチューニングを施工した話(CelticTuning:ケルティック・チューニング)

 

最近のオートバイにしてもクルマにしても、ほとんどがコンピュータで制御され、その乗り味を決定づけているのは、コンピュータのプログラム次第ということになっている。

 

このコンピュータの心臓部分にあたる部品を「ECU(Electronic Control Unit)」という。

 

年々厳しくなる排ガス規制(Euroと呼ばれる基準だ)をクリアするためには、コンピュータで吸気・燃焼・排気を制御し、管理しなければならない。だから2ストが無くなり、キャブ車が無くなり、さらに熱の管理が難しい空冷のバイクがこの世から去って行ったのだ。

 

特に燃料制御系については、どの回転域でどのくらいスロットルを開けるのか、どのタイミングでプラグを点火するのかを細かに指示するプログラムが組まれている。一般的に「燃調マップ」や「点火マップ」といわれるヤツだ。総して「マップ」と言われる。

 

ちなみに私は技術者でもエンジニアでもないので、この辺の知識は本や雑誌、webで仕入れた範囲でお話ししている。それを前提に聞いて欲しい。

 

※詳しい方はコメントでお願いします💦

 

では、排ガス規制に対応し、吸排気をコンピュータで制御しているから、エンジンは常に最適な状態なっているかと言えば、そうとは言えないのも現実だ。

 

エンジンにとって最適な吸気や燃焼、排気では、厳しい排ガス規制(や騒音規制)をクリアできず(または、余裕あるマージンをとることができず)、ガソリンそのものを薄くして排ガスをクリーンにしているのだ。当然、そのほうが燃費にも優しい。

 

しかし、その弊害として排熱量が多かったり(最近の大型バイクって、めっちゃ熱いでしょ。これガス薄くしてガソリンの冷却効果が弱くなっているんだよね)、パワーやトルクが絞られてしまい、そのエンジンが持つ本来のポテンシャルを発揮できていないのだ。

 

これは、例えば日常の足使いのクルマだと、それほど気になることでもないし、クリーンで燃費もよければそれに越したことはない。さらに電気を組み合わせたハイブリッドなんかもあるし、他にもいろいろ選択肢はある。

 

一方大型バイクについては、それが当てはまらない。多くの人は趣味で乗り、その加速やトルク感、エンジンの鼓動や排気音なんかを含めて楽しんでいるよね。自分もそのひとりだ。

 

ECUチューニングとは、コンピュータのマップを書き換え、そのエンジンの本来持っているポテンシャルを解放してやることだ。空燃比を最適化したり、抑えていたマージン部分を取り去ってパワーやトルクをアップする。もちろん好みでレスポンスをよくしたり、気になるドンツキを軽減したり、マフラーを変えている場合は、そのマフラーに最適化したマップにもアレンジできる(らしい笑)。

 

*  *  *

 

前回、一緒に牡蠣を食いに行ったバイク友だちのげんきちさん。

 

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そのげんきちさんの同級生で親友が、どうもブルさんに仕事を頼みたいと言っているといい、紹介してもらった。

 

で、その親友はマサキさんと言うのだが、本業はその「ECU」のチューニングをやっているのだ。

 

仕事の話は無事に済んで、いろいろ雑談になったところで、

 

「ブルさん、バイク乗っているんですよね。トライアンフ。げんきちに教えてもらって、ブログも読みましたよ。おもしろいですね!」

 

「そうですか。いやお恥ずかしい💦」

 

「それで、ブルさんのバイクにも、ECUチューニングさせてもらえませんか? クルマの実績はそれなりにあるんですが、実はバイクの実績があまりなくて。ぜひ、お願いします。もちろん、モニター価格で特別にさせてもらいます!」

 

「そうですか! それはうれしいお話しです。実はボンネビルのエンジン、ガスが薄くてメチャクチャ排熱があるんですよ。それと、低回転でトルクが出るエンジンなんですけど、逆に上が回らなくて」

 

「レスポンスもよくなりますよ。レスポンスのよさって、回転が上がるときより下がるときの落ち方なんですよ」

 

「ああ、確かに。落ち方ゆっくりだわ」

 

と、まったく別のお話になって、後日、機材一式をもって家まで来てもらった。

 

*  *  *

 

マサキさんの行っているECUチューニングは、イギリスのケルティック・チューニング(CelticTuning)と契約して、クルマやバイクのデータマップを抜き出して本国に送り、本国から戻ってきたチューニングされたマップに書き換えるというものだ。

 

彼が書いたブログがあるので、詳しくはこちらを参照して欲しい。

polo9ngti.blogspot.com

 

こちらは、日本総代理店のネオクラシックカーパーツさんの公式ページ。

nccarparts.official.ec

 

まずはシートを外して、データを抜き出すODBのコネクタを探す。

 



ほぉ。こんなところにあるのか。ここにマサキさんが持ってきた機械につなぐ。その先にはノートパソコン。

 



キーをONにして、しばらく待つ。

 

すると対応OKの画面とともに、データがコンピュータに転送されているのがわかる。

転送時間は車種によってまちまちらしい。ボンネビルT120は転送速度が遅く、30分ぐらいかかった。その間もキーON状態なので、バッテリー充電器をつなぎっぱなしにしておく。

 

愛用しているのはオプティメイト4だ。

 

これのおかげで、新車から5年間のバッテリーがまだまだ元気だ。と思ってたら、マサキさんが

 

「ちょっと、電圧弱いかも。12.2~3Vしかないです。もう少し電圧欲しいですね」

 

と言われてしまい、まあ車検も近いし、早速GSユアサのバッテリーをネットで買った(国産のほうね)。ちなみにボンネビルT120に適合する型式はYTX12-BSになる。

 

無事、データの転送が完了した。これも、ただコネクターをつないでパソコンが勝手にやってくれるわけではなく、相当なノウハウがあるそうだ。もちろんデータ抜き出しに失敗しても、ECU本体のデータに影響はないのでご安心ください。

 

早速、ボンネビルT120のデータをイギリスに送る。この際、「低速トルクを増やしたい」「ガスが薄いので空燃比を最適化して欲しい」「マフラーはアクラポビッチに交換してある」などの要望を入れておく。もちろん英語で💦 これはマサキさんがやってくれるので、こちらは要望を伝えるだけ。

 

データがイギリスから送られてくるのは、時差の関係で夜11時ぐらいになるらしい。

 

彼もこれからあちこち飛び回って、データの抜き出しや書き換えの予定があるというので、翌日の夜に書き換えすることになった。

 

*  *  *

 

翌日の夜。

 

彼の愛車が低く響くサウンドを轟かせてやってくる。

 

 

アウディのTT-RSだ。自分はあまりクルマに詳しくないが、相当速いクルマらしい。珍しく5気筒のエンジンを積んでいるみたいだ。クルマ好きでクルマに関する仕事しているので、こういうクルマに乗っているのも頷ける。ちょっと横に乗せてもらって、人気の無い畑の中にある直線でフル加速してもらったが、正直ビックリするぐらいの加速をする。リッターバイク並みだ。ちょっとおしっこちびった笑

 

早速、データマップの書き換えをしてもらう。キーONとOFFを数回繰り返し、マップの転送が始まる。

 


読み込みも大体30分ぐらい。

 

 

無事、完了だ。

 

早速エンジンを掛けてみると、「ドッドッドゥ」となんだかアイドリング時の音が低く、太くなった気がする。いや、なった。確実に!

 

マサキさんは、排ガスの匂いを嗅いで「ガスが濃くなっていますね」と言った。排ガスの匂いでわかるって凄いな。

 

ECUがいわゆる初期出荷状態になったので、慣らしが必要と言うことだ。そうなのだ。ECUは乗り手のライダーの走り方などを学習して、それに合わせて調整してくれるのだ。賢くなったよ。最近のバイク。

 

慣らしは大体50キロ~100キロぐらいで完了するという。その間は余りアクセルを煽ったり、急加速などをしないで欲しいという。レブにスパイク(急上昇)を与えるのがよくないらしい。まあ普通に乗れってことだ。

 

今日はもう遅いので、実際に走って違いを体感するのは翌日以降だな。楽しみだ。

 

もちろん、後日、ECUチューニングしたボンネビルT120のインプレッション記事もお届けするのでしばしお待ちを。

 

インプレッション編はこちら↓

 

www.bullpowerworld.com

*  *  *

 

なお、ECUチューニングに興味のある方は、ぜひ、マサキさんの会社のホームページから問合せしてみてください。「ブルさんのブログの記事を見たよ」って、ひと言添えていただいたら、少しは何かあるかも笑

 

お問い合わせはこちらから↓

thebase.com

 

なお、できる車種、年式など、いろいろあるみたいだから、まずは相談してみてね。トライアンフのボンネビルT120は2016年~2024年の型式なら大丈夫そう。スピートツイン1200も施工実績あるので、トライアンフのツインエンジンはかなり行けるんじゃないかな?

 

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