今、わたしは悩んでいる。
とてもとても、モーレツに悩んでいる。
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CB1300スーパーフォアへの乗り換えの件を記事にしてきた。
下の記事には浄財をいただき購読いた方にはお分かりいただけると思うのだが(本当に感謝です🙏)、結局、CB1300スーパーボルドール(ハーフカウルの付いたヤツ)のよい個体が見つかって、ボンネビルT120(愛称:バド)の下取もがんばって値段を付けてくれたので、乗り換えを決意した次第である。
納車は3月になってからなのだが、この前の休日にバドに付けていたカスタムパーツを外して、ノーマルに戻す作業をしていた。
カスタムパーツといっても、大してないのだが、リアサスペンションやUKカナヤのブレーキレバーにクラッチレバー、ゼロポイントシャフトにスマートモニターなど。
そういや、この前にAmazonのセールで買ったヘッドライトのLEDバルブは、まあ次に乗る人のためにプレゼントすることにして、そのままにした。
改めてバドに触れてみると、本当にピカピカだ。転倒も立ちゴケも1回もないので、通常ライディングする際に付くキズやスレ以外は何もない。
もちろんエンジンも快調そのものだ。メンテナンスもディーラーで定期的に受けてきた。タイヤも去年の11月に変えたばかりで大して距離も走っていない。
「なんか、このまま売ってしまうのは惜しいなぁ」
新車から大事に育ててきた我が子のような感覚もある。
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ボンネビルT120の中古をgooバイクで検索してみると、特別仕様のバドイーキンスは1台のみ。146万円もする。距離は9000Km。
2016年以降の同じ型を見てみても、120~150万円が相場だ。
もし、やっぱりボンネビルT120が恋しくなってもう一度買い戻そうとしても、当たり前だがとても売った値段では買えそうもない。
改めて新車で購入しようとすれば、車体だけで170万。ちょっとしたオプション付けてコミコミだと190~200万円ぐらいにはなるだろう。
売って後悔しないだろうか?
やっぱり手元に残しておきたいと思い直すことはないだろうか?
CBは4発でエンジンも伸びやかで、カウルもあるので高速や長距離のツーリングに向いている。オーリンズにブレンボという豪華装備のSPモデルはフラッグシップというのにふさわしい。山道もボンネビルよりスポーティーに走ることができるだろう。最新の電子デバイスも大概装備している。それでいて、30年間続く日本のネイキッドモデルで、ダブルクレードルのフレームにアナログのメーター、リアのツインショックは昔のバイク乗りにしっくりくる。
一方、ボンネビルは、水冷だ空冷のような美しいフィンがエンジンに刻まれており、バーチカルツイン、270度クランクのドコドコとした乗り味は唯一無二の存在だ。各パーツも凝った作りでトライアンフの正統を真に受け継いでいるモデルである。
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もし、バドを手元に残すとしたら、リッター超えバイク2台持ち💦
そのコストはどうだろう?
車検は、前回バドをユーザー車検で受けたので、だいたいコツはわかったし、大して金額もかからない。
あとは保険か。。。
いま、かけている保険は、ずいぶん割引が利いているので、補償もそこそこ良くて月々2500円ぐらいだ。
ただ、2台持ちになれば1台は新規加入になる。それでも補償を少し落とせば月々4000円ぐらいかな。
消耗パーツは、2台になるからといって倍にはならない。それぞれ均等に乗っても走行距離は半分になるから寿命も延びるし。
タイヤ、ブレーキパッド、エンジンオイルetc・・・
まあリッターバイクだと、それなりにはなるが、感覚的には1台持ちの1.5倍くらいかな?
クルマを軽自動車のN-ONEにしたから、普通自動車に変えたと思えばなんとかなる範囲に収まりそうだ。税金関係も軽自動車1台に大型バイク2台あっても、自動車税は1300ccのクルマ1台より安いくらいだ。
あとは2台もあって、それこそ乗る時間があるかどうか? 最近の猛暑はリッターバイクには辛い季節になった。太陽からの日差しとエンジンからの熱で、これを灼熱いうのを心身を持って体感できる。
バイクにいい季節はドンドン短くなっている(涙)
それでも、そろそろ仕事の引退も見えてきたし、子どもも手が離れたし、家のローンもあと少しだし。時間的にも金銭的にもなんとかなりそうな気がしてきた。
よし。もう2~3日じっくり考えよう。
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