あれま (゜Д゜)
もう10月じゃないの (;゜ロ゜)!!!!!!
BRZで山陰旅行に行ったのは、確か7月・・・
めっきり日が短くなって、暑かった岐阜もようやく秋の気配。
そろそろこのシリーズも完結しないと、未完のままで終わってしまいそう。とにかく記憶を掘り起こして文字にして、岐阜まで帰還せねば (;´Д`)。。。
これまでの記事はこちらから ↓
と言うことで、続きです。
* * *
旅館でおいしい朝食をいただいて、9時頃チェックアウト。
前日は、1日バスで萩市内を観光していたので、BRZはゆっくり休めたかな?
ここから基本的には、できるだけ下道を使い国道2号線で広島方面に向かい、途中岩国あたりでで高速に乗ろうという感じでナビをセットして走り出す。
でも、せっかくここまで来たんだし、ただナビ通りにいくのも面白くない。市内を抜けたところで駐車帯にクルマを止めて地図を眺めていたら、よさげなワインディングがあるじゃない。
通称「秋吉台カルストロード」
正式には県道242号線秋吉台公園線というらしい。ひとまず秋吉台にナビをセットし直す。
秋吉台って、高校の修学旅行で一度行った以来だな。記憶もなんとなくおぼろげ。当時はそれほど興味もなかったし、男子校だったので野郎だらけで修学旅行行ってもねぇ~(笑)
ルートはこんな感じだ ↓
カルストロードへは、基本的に「秋吉台鍾乳洞」の標識に従っていけば着ける。
で、最初は森林地帯を走っているんだけど、少しずつ標高が上がっていくと高い木がほとんどなくなる。まるで森林限界を超えたような草原地帯になる。
いや、なかなか気持ちのよい道だ。が、あいにくのお天気。でも、こんな時はクルマはありがたいなぁ。
どことなく、ビーナスラインに雰囲気が似ている。ただ、平日ということもあってか、ほとんどクルマが走っていない。いい感じのスピードで流せる。ビーナスラインよりだんぜん走りやすい。
すごく楽しい!(^▽^)!
カルストの大地が一望できる展望台があるみたいなので行ってみる。
真っ白だよ・・・
しばし、ジオパークセンター(休憩所)でコーヒーを飲みながら様子を見る。
立体地形図を眺めたりカルスト台地の解説などを読んでいると・・・
ようやくガスが切れてくる。
展望台に上ってみる。
晴れていれば、また違った景色が見られるんだろうけど。ただ、多少ガスがかかっていても、これはこれで趣がある。
しばらくボーッと景色を眺める。自分以外誰もいない。静かだ。ちょっと寂しい感じがしなくもない。このとき一人旅の淋しさを少しだけ感じたりした。
* * *
BRZに戻って先に進む。
鍾乳洞は見学するのに1時間ぐらいかかるみたいだ。しかも1300円もするのでパス。
国道2号線に出て、そのまま東に進路をとる。
幹線道路の国道。クルマも多く、単調でこりゃダメだ。
徳山まで行ってもう限界。高速乗ろう。
そういや、徳山市がなくなっているの初めて知った。いまは周南市というんだ。
萩市から秋芳台経由でうどん県に移動中。できるだけ経費節約で広島辺まで下道で行こうとしたけど、退屈な国2に心折れて徳山市で高速乗る事にしたけど、周南市という謎の市をナビが示して徳山市が消滅していることに唖然😲 pic.twitter.com/W9hawHjOVZ
— ブルパワー.com (@bullpower_world) 2020年7月22日
これは、どうなんだろう?
小さな町村が合併するなら新市名もありと思うけど、歴史のある中核の市が合併して新市名を名乗るのは混乱の元になるし、そこは吸収合併でしょ?
— ブルパワー.com (@bullpower_world) 2020年7月22日
地元の人には申し訳ないけど😥
個人的な意見なのでご勘弁。
* * *
高速道路を快調に飛ばす。
BRZは本当に高速移動が楽だ。空力が良いのか安定している。スポーツカーだけどツアラーとしての性能も高い。長距離高速走ってもミニバンとかSUVと疲れ方が全然違う。シートやポジションも関係しているのだろう。
岡山県に入り瀬戸大橋を渡る。
人間の力というのはすごいもんだと関心する。
こんな大きな橋を渡してしまうんだから。
そして四国に上陸。
* * *
夕方少し前に高松のホテルに到着した。
早速、晩飯にうどん屋だ。でも香川のうどん屋って、あんまり夜はやっていないんだよね。それに高松駅の近くの繁華街にほど近い場所のホテルだったんだけど、うどん屋は案外郊外に多い。
とりあえず、ホテルの近くのうどん屋を見つけてぶっかけ(温)に温玉で腹を満たす。
それもでも、讃岐うどんは讃岐うどん。腰があってうまい。
そのあと、適当な居酒屋に入って刺身とビールで一杯やって、ホテルに戻ったらすぐに爆睡した。
* * *
翌朝もホテルの朝食は頼まずに、駅前のうどん屋さんに。
基本的に麺類は、スープに浸かっている方が好きだ。そばでもうどんでも、ラーメンでも、真夏でもざるや冷やは頼まない。つけ麺は邪道だと思っている。
高松に来ると、かけうどんに温玉、とり天がマスト。丸亀製麺でも一緒だけど・・・
さあ、最終日。
今日は帰るだけだ。でもせっかくだから、どこか寄り道してから帰ろう。
はじめは金比羅山でも行こうかなと考えていただが、すぐそこに高松港がある。
フェリーに乗るのもいいな。小豆島は?
調べてみると、片道1時間ほどで人だけだったら700円。
「へー そんなに安くいけるんだ」
ただ、クルマを乗せると片道5000円! 往復1万円だよ!
とりあえずクルマを置いて小豆島に行こう。
港の駐車場に止めて、乗船券だけ買う。
出発まで小豆島の見所をいろいろ調べて、二十四の瞳の映画村に行こうと決めだが、フェリーが着く土庄港からは結構な距離がある。バスもあるが時間が合わない。「原付でも借りるかな?」と調べたら、レンタカーが2時間で3000円ほどで借りられるみたいだ。
早速レンタカーのお店に電話して1台押さえた。クルマ運ぶよりレンタカー借りた方が安い。
フェリーに乗り込み
瀬戸内海の島々を眺めながら 1時間ほどの船旅。
レンタカーは軽自動車でよかったけど、これしか空いてなかった。ただお値段は普通乗用車の値段でいいという。
久しぶりのミニバン。これはこれで乗りやすい。が、年期が入っていて、エアコンかけるとちょっと臭う・・・(-_-;)
海岸線を田浦の岬に向かって走る。
映画村の手前に、「二十四の瞳」のモチーフとなった「岬の分教場」がある。
映画「二十四の瞳」の舞台となり、昭和46年まで実際に使われていた小学校の校舎だ。
最初に映画となった昭和29年のおなご先生は高峯秀子。もちろんこの頃は知らない。自分が知っている高峯秀子はもっと歳をとっていた。
純朴そうな子どもたち。
机や椅子は当時のまま。あ~あ。やったよね。彫刻刀で穴開けちゃうの(笑)
閉校当時の子どもたちの絵が飾られている。昭和46年だから自分より少し年上か。すごく古いもの見ているようだが、自分もほぼ同じような時代に小学生。なんだか歳を実感した。
* * *
岬の分教場の少し先に、二十四の瞳映画村がある。
ここは、「二十四の瞳」が撮影されたオープンセットを改築して当時の町並みが再現されているという。
割烹着が干されていて、もうノスタルジックに浸りまくり。
そういえば、北海道の夕張にある「幸せの黄色いハンカチ」のロケ村もいったな。場所は違えど雰囲気は似ている。
ある意味、聖地巡礼が好きかもしれない(汗)
当時の島の人がひょいと軒先に出てきそう。
浜辺に岬の分教場と同じ校舎が再現されている。
教室の窓から海辺を眺める。こんな景色が教室の窓から見えたら先生の声なんて上の空だよ。きっと・・・
小豆島を舞台にしたもう一つの映画「八日目の蟬」
映画で使われた衣装などが展示されていた。
「薫ちゃん!」
なかなか面白い映画だった。小豆島の風景が綺麗に描かれていたな。そうかプライムビデオで観られるんだ。また観てみようかな。
小豆島といえば、オリーブ、そうめん、そして醤油だ。
ということで、醤油ソフト(こじつけ)。
甘さの中に醤油の味がほんのり。
さて、あんまりゆっくりもしていられない。レンタカーを返す時間もあるし、フェリーの時間もある。
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14時半のフェリーで高松へ戻る。
少し慌ただしかったな。今度はバイクで泊まりで来よう。小豆島。
帰りはデッキで潮風に当たりながら・・・と思ったら、何やら香ばしい匂いが。
かどや製油? そう、あのごま油を作っている「かどや」の工場が小豆島にあるんだ。
ごま油大好き。卵焼きはごま油で焼く派だ!
うーーー寄りたかった (T-T) 絶対また来る。
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高松からはひたすら高速。淡路島を抜け、明石海峡大橋を渡り、神戸から中国自動車道、名神高速とつないで岐阜までほぼノンストップ。高松から400キロぐらい。もうこのくらいの距離はなんてことない(笑)
PAもトラックしか止まってない。夏休み前のこの頃は、StayHomeで全然人が出歩いていなかったからね。今じゃGoToで高速大渋滞してるし。人と同じ行動しない協調性のないブルさん(笑)最近のほうがStayHomeしてるかも。何事も初速が大事だ。先行者利益に預かれる。おかげでゆっくり楽しめた。
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4泊5日のBRZの旅。
走った距離は1501キロ。26時間35分も運転していたんだ(まる1日は萩観光で走っていないから4日間の距離と時間)。
ブログのおかげで、この旅も記録に残すことができた。みなさんに読んでいただきたいのもあるが、実は後で読み返すのが密かな楽しみ。
まだまだ旅は続くよ。
(おわり)