キャンプを始めた元々のきっかけは登山だ。
テン泊しながら峰々を縦走するためにテントやシュラフ、マット、バーナーなどを買い揃えていった。登山は自分で背負える範囲のモノしか持ち運べないので、基本的にはキャンプ場で過ごすような道具ではない。軽く、機能的で山の中でテントを張って一晩明かすためだけに作られたものだ。
それらをオートバイに積み込んで、ツーリングがてらキャンプも楽しむようになったのは、ここ3年ぐらい。
山を縦走しながらテン泊するときは、できるだけ荷物を少なくして背負う重量を軽くする必要がある。しかしオートバイだったら荷物が多少増えて重くなっても大丈夫だし、キャンプ場でそれなりに快適でゆったり過ごすモノが欲しくなる。
たくさんのキャンプグッズを持ち込んで、手の込んだ料理をするような、今どきの豪華なキャンプは興味が無いが、タープぐらいはあるといいなと思っていた。
小さな山岳用のテントの前室はあまりスペースがないから、雨が降るとお湯を沸かすぐらいしかできないし、荷物の置き場も限られる。タープがあればスペースも確保できるし、何よりタープの下でコットを置いて寝そべりながら本を読んだり、ビールを飲んだら最高じゃない?
それに、ソロでさっと来て、タープを一人でサクサクッと張れるキャンパーってカッコいいと思う。
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基本的にはキャンプツーリングで使うので、それほど大きなタープは要らない。そこで選んだのが、モンベルのミニタープHX だ。
ミニと謳ってはいるが、サイズ的にはそこそこ広い。
ちなみに、ポールは別売り。推奨されていたのは165センチで5つに折れるタイプ。これならコンパクトで、ホムセン箱にも収まる。
2年ぐらい前まで、ふるさと納税でモンベルのバウチャー券がいただけたので、貯まっていたポイントですべて揃えることができた。
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早速、庭に張ってみることにした。
張り方は、いろいろなタープの張り方を解説したサイトや動画を見たが、下の Caramel Candy Camper さんのサイトを参考にさせてもらった。この方の記事が一番ていねいで分かりやすかった。
https://hagarie.naturum.ne.jp/e3079828.html
で、
その通り庭に張ってみた。
予習をしてイメージしておいたので、おおよそ20分ぐらいで張ることができた。慣れれば10分もかからないかも知れない。思ったより簡単なんだ。ただ、風があったり雨が降ったりしていたら手こずるだろうな。
せっかくなので、お庭でデイキャンプ。ピラミッドグリルに炭をおこして焼き鳥でも焼こう。
今年のふるさと納税でいただいた岩手の鶏もも串 ↓ 。素材の味を活かすために塩こしょうでいただくことにしよう。塩は岩塩だ。
最初は乗るだけ乗せて焼いたら・・・
火が強くて、焦げるわ、串は焼け落ちるわ・・・ もっとていねいに焼かないと。
少し炭の火力が落ち着くのを待って、2本ずつ慎重に。
そして、次は渾身の1本に挑戦!
渾身の一本❗️
— ブルパワー.com (@bullpower_world) 2020年6月27日
もちろん塩で❗️ pic.twitter.com/ZFD7nmdWQu
あぁ~ ビール(テイストだけど)に焼き鳥! 小さなしあわせ(笑)
このあと、いい感じで酔ってタープの下で昼寝した。いいわ~タープ。
と、いうことで、タープを張ると焼き鳥にビールがもれなくついてくると言うお話しでした(チャンチャン)