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新型コロナウィルスの自粛による副次的効果は10万円とマスク2枚を配ってもおつりが来る

 

尿酸値を下げるクスリをもらいに、近所のかかりつけの医院に行った。

 

「がらーん」

 

待合室には誰もいない。

 


いつもは、じいさん、ばあさんに子ども連れのお母さんとかでそこそこ混んでいる町医者だ。

 

普段は30分ぐらいはかかるのに診察と会計まで10分かからないくらい。これまで一番最速かも(笑)

 

※自白する。過去に2回ほど痛風の発作を起こして悶絶した経験からクスリは欠かさないようにしている(汗)

 

クスリをもらいに薬局に行って薬剤師さんに

 

「コロナで医療崩壊とか言われるけど、街の医院ってガラガラじゃないですか?」

 

って、聞くと

 

「本当に。あれだけいた患者さんはどこに行ってしまったんでしょう?」

 

と、返された。

 

案外、コロナ禍の裏で、いいことも起こっているんじゃないかと考えてみた。


1.医療費・介護保険の削減効果

医療費のほとんどは高齢者につぎ込まれている。歳取りゃあそこが痛い、ここが悪いなど、ちょっとしたことでも病院に通う高齢者の多いこと。

 

あの人たちが病院から消えた・・・

 

接骨院とか整形外科なんてマッサージ代わりに使っている高齢者多いからね。

 

要介護度の低いデイサービス利用者も激減しているらしい。

 

これ、劇的に医療費の削減になる。マジ、今年の3月、4月、5月の診療(介護)報酬支払額ってめちゃくちゃ少なくなってるよ。医療・介護・年金。ほとんどの社会保障費を高齢者が食い潰している。そして若者が必要な教育も受けられないし、わずかに稼いだ給料から自動的に高齢者に貢いでる。これが現実だ。

 

病院通いが趣味の高齢者は一生外出自粛していろ(魔)。

 

2.通勤時の渋滞・満員電車の緩和

自分はクルマ通勤だが、朝の交通量が劇的に減った。いつもの時間に出ても5分は早く着く。人と人の隙間がないぐらいだった都市部の通勤電車もだいぶ空いてきたらしい。ようは毎日同じ時間に会社に行かなくてもいいんじゃないの?

 

9時から5時とかって、生産現場でみんなが同じ時間に一斉にはじめないと動かない工場とかの働き方でしょ。そうじゃない仕事だっていっぱいあるはず。そういうの見直されるんじゃない?

 

3.働き方改革が進む―メンバーシップ型からジョブ型へ

2とも重なるけど、ようは会社で何やるかがはっきりしていない仕事も多いのが日本の会社の特徴。よく言えば臨機応変に業務に対応するということでもあるけど、やらなくてもいい仕事までやっちゃってる部分もある。

 

リモートワークだとか、テレワークだとか、そういう働き方が普及すればするほど、業務内容を明確化する必要がある。つまり、よく言われる「メンバーシップ型」から「ジョブ型」の仕事に急激にシフトしていくことだ。もちろん、それはそれで、評価軸も明確になるから、上司に気に入られるとか、どこの派閥(出身大学)だとか、社内政治では生き残れない。業務自体がなくなることだってあるから、レイオフとかも受け入れなければならなくなるかもしれない。

 

4.インバウンドに頼らない強い経営

コロナ以前の最近の日本って、外国人観光客のインバウンドで潤ってた部分があるよね。そういう企業や業界にコロナ不況が直撃している。でもね。それに頼って生き伸びたゾンビ企業も多いわけで、そういう企業は早晩淘汰される。むしろ、強制的なスクラップ・アンド・ビルドで人材を成長分野に振り向けるチャンスかもしれない。強い、筋肉質の企業が生き残り、失われた20年の日本経済が復活する?

 

ついでに言えば、不良外国人の犯罪も減るはずだ

 

5.環境汚染対策・温暖化対策

クルマの交通量が減って、飛行機も飛ばないし、海運も需要が減っている。つまり二酸化炭素の排出量が劇的に減っているらしい。

 

そういや、最近空気が澄んでいるような気がするし、星空もよく見える。どこもかしこも経済優先で地球環境のことなんてお構いなし(特にトラ○プ)。

 

もしかして、コロナって、逆に地球を救うんじゃないの? 

 

6.原油価格の暴落とエネルギー調達費の低減

原油価格が暴落しているらしい。モノとヒトが動かないから、5のようにクルマも飛行機も船も動かない。だから原油がダブついて買い手がつかないということみたいだ。

 

5と話が矛盾してしまうけど、日本ってエネルギー自給率が極端に低いから、原油価格に経済が非常に左右される。

 

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資料:資源エネルギー庁「2018―日本が抱えているエネルギー問題」

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/energyissue2018.html

 

それがエネルギー調達費の低減で非常に安く調達できればいろんな面でコストが下がる。前の大戦だって、元は石油をアメリカに止められそうになって始めた戦争じゃない。それぐらいエネルギー戦略は国家の大事だ。そういう意味では追い風かもしれない。

 

7.授業のオンライン化でイジメや登校拒否がなくなって、先生の負担が減る

小学校から大学まで、ほぼすべての教育機関が閉鎖されている。学校に行かない日が2か月以上続いていて、さすがにオンライン授業やITを使った教材による学習が始まった。

 

たぶん、環境は出来ているんだよね。いままで避けてただけ。先生が黒板の前に立って生徒に教えるって、不効率で学習効果も低いってことは分かっている。もう毎日学校に通わなくても知識を得るだけの学習は成立する。あとは、ディスカッションだったり、体育とか実験とか工作とか、そういう時だけ学校に来ればいい。

 

部活だって、先生がやることないよね。スポーツクラブやカルチャークラブでいいんじゃないの? そうすれば、少子化で部活が成立しないとかもないし、教員の負担も減る。

 

教員は良いコンテンツを作って学生や生徒をサポートすることに徹すればいい。プログラミングとか、先生に手に負えない分野は、専門家に任せればいい。国もそういう予算を組めばいい。

 

学校に行かなくてもいいとなれば、不登校やイジメもなくなるし、スクールカーストとかもなくなる。ついでに役員押し付け合いのPTAとかもなくせばいい・・・

 

*  *  *

 

 

思いつくままの書き殴りだから、もちろん妄想や根拠の薄い部分もあるけど、今回のコロナ禍って、社会の軌道修正を促す転換期として、100年後には歴史の教科書に大きく取り上げられているかもしれない。

 

「ひとり10万円とマスク2枚配っても、有り余るぐらいの社会・経済・環境的な恩恵があった。そして人類は地球と共存しながら生きる術を得た」・・・なんてね。

 

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