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【転職活動】書類審査で意外な人を不合格にする理由

自分の勤めている会社の社員の年齢がいつのまにか40歳をゆうに超えて、ベテラン社員たちには病気やらや親の介護やら、何だかんだ生活上の課題を抱えるようになり、「会社が年をとるとはこういうことか!」と最近実感していることを以前に書いた。

 

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そこで、事務職と企画開発を1名ずつ採用できればと4年ぶりに求人を出した。

 

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書類審査で意外な人を不合格にする理由

 

転職市場は人手不足で売り手市場と言われているが、うちの会社で取り扱っている商品は専門職にとっては必要不可欠で、なんとなく知的なイメージをもたれる。実際は結構地味な作業もしなければならないんだけど、あまり知られていない。だから企画開発に関しては、こんな田舎の会社にも関東や関西の都会からも応募してくる人がいたり、びっくりするぐらいの学歴をお持ちの方からの応募もある。あいにく、そんなピカピカの履歴書をお持ちの方に活躍してもらうほどの待遇を会社は用意できないし、上司の私もそんな方を指導できる自信がないので丁重にお断りする(^_^;)

 

高スペックの人は他所でも採用されるでしょうから自分の活躍できる場所を探して、うちには縁がなかったと諦めていただくしかない。

 

一方で、じつは高スペックなのに転職サイトに登録して活動している人は何かあると疑ってしまう。出来る人なら知り合いや取引先の企業などからオファーがあったり、ヘッドハンティングだってある。エージェントに登録だって出来るはずだ。だから学歴や職歴、資格など申し分ないの転職サイトを通して応募してくる人材は何か問題を抱えていると考えてしまうのだ。

 

転職回数が多い人は不利?

 

20台で2〜3回の転職回数ならまだ挽回でると思う。一方で30半ばから40歳台のやたら転職回数が多い人。それも短期間で転職を繰り返している人。インターネットで転職活動するって、エントリーシート書いておけばクリックひとつで応募できちゃうから、気軽なんでしょうね。業種や職種など一貫性があればいいけど、バラバラで短期間で転職を繰り返す人って、キャリアの積み上げもないし、嫌なことがあればすぐに辞めちゃうんだろうなってこちらも受け取るから、書類審査でバサバサと落とします。

 

こちらもね。20年も採用活動していれば、その辺の勘所は養われる。高スペックはプライド高いし文句も多い。都会から来る子には田舎は退屈だろうし、一貫性のない職を転々としている人は向上心がなくて難しい仕事を与えると会社に来なくなる。

 

そういうのを加味して、うちの会社にフィットしそうな人材を選考していくのだ。

 

正社員の事務職募集は人気があるので早い者勝ちだ

 

事務職は人気らしく応募が多数ある。事務というのは営業や開発に比べると、それほど人数がいるわけでもないので求人自体が少ない。また非正規の募集が多い中で正社員の募集は、それほど大きな枠で出しているわけでもないんだけど注目度が高いみたいだ。ぶっちゃけて、誰でも出来そうな仕事なら人件費の安い非正規で人材を補充したり、人材派遣に頼んでもいい。

 

あえて正社員で募集をかけるのは、事務全体を覚えてもらった上で統括して欲しい人を探しているのだ。

 

こういう求人を見つけたときに、応募期間はまだ余裕があるし、もう少し他を見たり、よく考えてから応募すればいいと思ったら、募集が打ち切られていたというのはよくある話だ。

 

特に中小の企業は、早く人員を補充したくて求人を出す。募集期間が終わってから選考するのではなく、応募があった人から選考して面接を進めていくケースが多い。うちもそうだ。いい人がいれば、募集期間中であっても内定を出して募集を打ち切ってしまう。そして出来るだけ早く入社して欲しいというのが本音だ。のんびりしていては、逆にその人が他社を受けて辞退されてしまう可能性もあるからだ。

 

条件が良くて「ここだったらいいな」と思ったら迷わず応募したほうがいい。選考が進んでいて、ほぼ決まっているなかでギリギリ応募しても、それをひっくり返すのはかなり難しいと思ったほうがいい。

 

書類審査で不合格になってもあなたが悪いわけではない

 

採用側としては、どんなことを考えて選考するのかをここでもぶっちゃけてみる。

 

もう、求人を出す前からある程度採用する人の条件を決めている。スキルやキャリアはもちろん、年齢、性別、学歴、出身大学のレベルや出身地、配偶者や子どもの有無など、ポジションや勤務条件などから、出来るだけそこにフィットしそうな人を選ぶには、応募者の中から、どうしても事前に設定した条件をクリアした人になってしまうのだ。ちなみに、求人募集自体に年齢や性別などの制限をかけることは原則法律で禁じられているので、応募自体はオープンになっている。

 

例えば、今回のうちの会社の場合、社員の年齢構成や就いてもらうポジションも考えて、大卒以上、年齢は20台〜30台前半の独身で、うちの会社で1からキャリアを積み上げてくれそうな人。つまりスペックやキャリアより可能性や伸び代重視だ。ある程度時間をかけて育てていくつもりだ。

 

お前の記事のレベルで偉そうなこと言うな! という意見は受け付けません(爆) あくまでも社の方針です(笑)

 

その条件に合致したら、無条件で書類審査はパス。それ以外はどんなにハイスペックだったりキャリアを積んでいる人でも「お祈り」メールを出した。実際は書類審査を通って面接まで行く人はわずかだ。

 

だからね。うちに限らず転職活動されている人で書類審査で落とされても、それほどガッカリしないほうがいい。書類で落とされると、精神的に参ってしまって人格までも否定されたように感じてしまう人もいるが、たまたま求めている人材とあなたがマッチしなかっただけだ。

 

あとは面接で仕事内容を説明して、会社の雰囲気を見てもらったりして、お互いに「ここでやれそう」「うちでやってもらえそう」となれば採用だ。一般教養を問う試験もするけど、それは参考程度に見るだけだ。

 

転職って結婚と同じようなもんだな。運とタイミング次第

 

 転職活動も採用活動も、つくずく運とタイミングだといつも思う。数年に一度、それも掲載期間がわずか4週間の求人サイトで募集をかける。この期間に転職活動をしていて、さらに決して大きな枠でないうちの会社のページを見て応募を決意する人なんて、どれほどの確率なんだろう?

 

さらにその中から相思相愛まで発展してめでたくゴールイン。そこからも関係は続いていく。まるで婚活と結婚みたい。だから求人側も求職側もどちらも選ぶ権利はあるし立場は対等だ。一方で妥協だってあるだろうし、我慢を強いられることもあるだろう。離婚することだってあるかもしれない。

 

ただ、めざすところは人を幸せにしたり、便利にしたりするための商品なりサービスを生み出し、利益を得て分け合って社員も会社も継続的に生活したり経営してあり続けることだ。

 

そこを見失うと誰も幸せにはなれない。

 

さて、新しい仲間のために新しいデスクとPC発注しなきゃ。ロッカーが足りない。置く場所もどうしよう? そろそろ新居が必要だな。

 

 

 

自社ビルほしい・・・

 

 

 

 

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