毎朝、お弁当を作って会社に持っていく。
ごはんは、前の晩にカミさんが仕込んでくれるので、朝たまごとウインナー焼いて、ごはんをよそい、おかずは冷食や晩のおかずの残りと庭で育ったプチトマトを詰めるだけ。
もう5年ぐらいやっているので、15分もあればお弁当と朝飯も一緒にできてしまう。
会社の近くに飲食店がそうある訳でないし、お弁当なら昼休みになったらぱっと食べられるし、残りの時間で30分ぐらい近所の公園や神社まで散歩している。
お兄ちゃんがお弁当の時は、カミさんに一緒に作ってもらっていたんだけど、卒業と同時に自分で作るようになった。もともと料理を作るのは好きな方だし、自分なりにひと工夫するのが楽しいし。
枝豆をごはんに混ぜるのが最近のマイブーム
クルマで通勤しているので、真っ直ぐ家に帰れば1日まったくお金を使わない日もある(タバコやめて正解)。平日は週1~2回、スーパーでおかずの冷食とお酒買うぐらいの出費だ。多少日用品(カミソリとか糸ようじとかシャンプーとかw)も買って1回2000~3000円ぐらい。お酒やめればもっと出費は抑えられるんだけどねぇ~
山登りやバイクとか結構趣味にお金かけちゃうタイプなんで、逆に普段はそれほどお金使わない(ようにしている・・・)。
お父さんのお小遣い事情
少し前に、新生銀行が「2019年サラリーマンのお小遣い調査詳細レポート」という報告書を公開した。
お父さんのお小遣い。庶民的感覚で景気動向を知るレポートとして、よくニュースでも取り上げられるやつだ。
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2019/190621okozukai_j.pdf
男性会社員の平均が36,747円。子育て真っ盛り世代の40代男性は、
なんと、
驚きの
33,938円
1日あたり1100円ちょっと。
調査では、使い道の43.1%が昼食代。これでおよそ15,800円
携帯代が25.1%で9,200円
その他、嗜好品代(たぶんタバコ)やガソリン代なども含まれているんだから、自由になるお金って、1日300円!?
いまどき、高校生だってもっと自由になるお金あるような?
やっぱり、お弁当つくって持っていった方がいい。自分の場合、ごはんやおかずの原価が200~250円ぐらい。1か月で5000円程度。外食の1/3で済む。タバコ吸っている人はタバコもやめた方がいいよ。1日ひと箱吸っている人は、それで15,000円も削減できるんだから。
しかし、こんな現実見せられたら、結婚しないで子どももつくらず、ひとりで自由に生きていこうって思うよね。少子化加速するのも頷ける。
実際、子どもひとりを大学に行かせて、下宿させたら、本当にお金かかるし貯金なんてできない。うちも名古屋の大学に行かせて、学費(私学)と仕送り(月6万5000円)合わせて4年間で800万円ぐらいかかってるから。これでも大学の借り上げアパートの寮だったので、住居費はかなり安く済んだけど、ホントきつかったよ (>_<)
子どもに、社会に出ていきなり借金背負わせたくないので奨学金は使わなかった。もうそこだけは、親として最後の愛情と責任だと思ってがんばったよ。もう脛は骨と皮だけ。どうせかじるなら、お腹の脂肪かじって欲しかった。
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サラリーマンの給与管理状況
なんだか、話が逸れたけど、朝から晩まで働いて、家族を養って、自由になるお小遣いが1日300円なんて悲しすぎる・・・
自分も結婚してからほぼお小遣制だったけど、5年前にお弁当を作り始めたと同時に家計も自分で管理するようにした。
そのあたりの事情は前に記事したことがある。
先ほどの調査で「給与管理状況」という項目があって、やっぱりそうなんだなぁ~と改めて思った。
出典:新生銀行「2019年サラリーマンのお小遣い調査詳細レポート」p.37
40代、50代の男性会社員の6割以上が、全額家庭に入れている。これを既婚者の子どもあり・なしでクロス集計したのが下のグラフ。
出典:新生銀行「2019年サラリーマンのお小遣い調査詳細レポート」p.38
男性会社員の場合、既婚者で子どもがいる家庭は、共働きだろうが専業主婦だろうが約65%の人が全額家庭に入れている。
ちょっと面白いのが、女性会社員の場合、共働きで子どもなしの場合の約2割が、子どもありでも約1割の人が「お給料は全て自分の自由に使っている(家庭に入れていない)」ことだ。全部自分のお小遣いって凄いね。
なんか女性のしたたかさというか、世の中のお父さんが手なずけられているというか (´д`)トホホ・・・
一方で男性で子どもがいる場合、全て自由に使っている人は2~3%とかなり低い。けど100人に2~3人いる計算。この人たちの家庭はどうなっているんでしょう? ヒモ?
家計管理はカミさん任せでいいの?
家計管理って確かに面倒くさいし、カミさんに丸投げして小遣いもらっていた方が楽なのはわかる。
ただ、パートナーがきちんと管理しているかどうかは確認しておいた方がいい。年金2000万円問題ではないが、40代や50代でまったく貯蓄がなかったり、赤字家計だったりしたら、すぐに手当しなければ手遅れになる。
うちの場合は、カミさん自身に無駄な出費があったわけではないが、専業主婦の期間が長くあまり社会を知らないところがあるので、とにかく貯金するぐらいしか知らなかった。あとは、ちょっと心配性なところがあって、保険に入りすぎていたことと、自分にはお金使わないんだけど、子どもには結構出してしまうところがあって、そのあたりが少し問題だった。
自分の問題点は、飲み代と趣味に使ってしまうこと(爆)
それまであまり給与明細とかも見てなかったし、通帳にいくらあるのかも知らなかった。そこで、自分で家計管理をするようになってから、お金の流れを把握して不必要な保険を解約するなど毎月の支出をリストラした(お酒も家飲みにしました・・・)。一方で確定拠出年金やNISAなどの非課税枠の制度を使って、銀行口座とは別に資産運用をはじめた。
さらに所得控除やふるさと納税などをうまく利用して節税対策もした。手当や給付金で所得制限に引っかかりそうな場合、これらをやるだけで収入は一緒でも実際の手元に残るお金はずいぶん増える。以前だと、残ったお金は趣味に使ってしまいそうなもんだけど、むしろ自分で家計をコントロールできるようになって運用に回したり、大きな支出(給湯器が壊れたとか)に備えて、定期預金などでストックするようになった。
モノを買うときの優先順位が変わってきた記事はこちら ↓
ふるさと納税では、おいしいお肉もいただきました <(_ _)>
こんなことは、普通に会社でやっているのだから、自分の家計に当てはめればいいことなんだけど。
ただ、貯めたり運用するだけでは人生を豊かにすることはできないし、自分自身のパフォーマンスを上げることもできない。自分の人生にとって必要な投資(北海道ツーリングとかw)もする。その投資ができるようにするには、ちまちまお小遣いを貯めるより(3万や4万円の小遣いじゃ貯まらないよね)、家計管理しながら運用したり節税したりして生み出した方が早いし貯まる。
これはホントですよ。5年間で子どもの学費払いながら非課税枠いっぱいぐらいは貯まりましたから。
こういうのは、それぞれの家庭で違うと思うけど、面倒くさいとか知らないとかで思考停止になっていたら、実はかなり損をする。パートナーがそういうところをよく勉強して出来ていればいいが、世の中の多くの主婦は知らないと思うので(お叱りを受けるかもしれませんが、よくご存じの方は非常に少数な優秀な方です)、だったら自分で勉強して、調べて、実践するしかない。
もし、あなたが家の総資産を知らずに毎月のお小遣いだけで暮らしているなら、いまからでも遅くはありません。
このブログを読んだ後、すぐに奥さんに通帳を見せてもらいましょう。お金の流れを確認しましょう。応じてくれない場合、何らかの問題が潜んでいるかもしれません。
なお、血みどろの戦いが始まってもあたしは責任は取りませんけど(笑)