岐阜は快走路の宝庫
基本的に岐阜は田舎。ほぼ山ばかりです。その山あいを縫うように国道や県道が縦横無尽に張り巡らされています。
公共事業がなけれ食っていけない県民にせっせと道路を作らせたので、ほとんど車の通らない田舎にも2車線の立派な道路が通っています。
我々、岐阜の田舎ライダーは、その恩恵に預かって、休日にクルマが少なく信号もほとんどない快走路を自分の庭のように堪能できるのだwww
ま、こんな感じで税金の還元を受けている軽い嫌味的な文章はここまでにして、マジで楽しいツーリングルートをこれから紹介していきたいと思います。
その第一弾が、名付けて
#岐阜ツーリング;快走「やまびこロード」からせ「せらぎ街道」周回路ツーリングルート 🎉🎉🎉
ルート紹介
岐阜を代表する快走路に「せせらぎ街道」という郡上八幡から高山を結ぶ道路があります(R472–県道73)。まさしくせせらぎが聞こえてくる小川沿いを走り、標高1000メートルを超える峠を越えていく。適度なワインディングで、新緑や紅葉など自然を満喫できる気持ちのいい道。
※最近はメジャーになりすぎて、休日はややクルマ多い。。。
たとえば、名古屋方面から高山方面にルートを取るとき、東海北陸道と中部縦貫道を使って高速で一気に高山をめざすこともできるのですが、ライダーとしては味気ない。
そこで、郡上八幡インターで降りて、せせらぎ街道で高山をめざす人は多い。帰りは同じ道を戻るか、国道41号の下道を使う手もあるが、ピストンを嫌うライダーは多いし、国道41号は幹線道路ゆえに少々退屈。
そこでオススメなのが、「やまびこロード」と国道158号を抜けて、高山方面に行き、帰りに「せせらぎ街道」を使うルート。
こんな感じです ↓
道の駅「美濃にわか茶屋」から荘川の蕎麦屋さん「蕎麦正」まで
地図の出発点は、とりあえず東海北陸自動車道の郡上八幡ICとしましたが、自分は地元なので、国道156号線を下道でアプローチします。
156号は岐阜から富山県高岡を結ぶルートで、岐阜からひるがのの分水嶺まで長良川沿を走るリバーサイドロードと言えばカコイイ。
今回ブロ友さんと待ち合わせたのは、美濃市の「にわか茶屋」という道の駅。
まずは朝食がてらモーニング。モーニングとは、岐阜や愛知の喫茶店で、コーヒー一杯の値段でトーストやサラダがついてくる、非常にお得なサービスのこと。
LOVE ❤ Gifu Morning 愛すべき岐阜モーニング♪
にわか茶屋のレストランでも、午前8時30分からモーニングサービスがあるので、これを目当てに待ち合わせ時間はいつも8時30分。
コーヒーに卵トースト(小倉トーストやジャムも選べる)、サラダ、茶碗蒸し(意外と茶碗蒸し出すところ多い)、デザートのムースとこれだけで350円ポッキリ(o^^o)
お久しぶりなので、ここで1時間ぐらい近況報告。
では、出発! バイクは自分のSR400とブロ友さんのKTM deke250
↓
国道156号を郡上方面に北上。長良川沿いを走ります。
↓
郡上八幡ICを超えます。
↓
大和町に入り、県道317 道の駅「古今伝授の里やまと」方面に右折してここで一休み。温泉や足湯、レストランなど施設が充実。季節によっては鮎の塩焼きなんかもいただけます。ここに入るパン屋さんのカンパーニュが絶品。
↓
道の駅やまとで休憩したら、白鳥方面へ県道317を道なりに。県道82に突き当たってひるがの方面に右折。
↓
ひたすら道なり。途中県道316号にスイッチする。 ↓ この辺りがやまびこロード。看板がたくさん出てくるのでわかります。S字コーナーやアップダウンのあるエキサイティングなワインディングロード!
いい感じでコーナーを抜けて再び国道156号に突き当たり右折。
この辺りがひるがの高原。
※ちょこっと寄り道。交差点を左に曲がってすぐにソフトや牛乳を売っているたかすファーマーズがあります。味の濃いソフトクリームがおいしい。
↓ では、もとに戻って道なりに進みます。
↓
牧戸交差点を158号高山方面に右折。
↓
この辺りは高山市荘川。そば処です。
ランチにしましょう。
↓
牧戸を右折してすぐ。やってきたのは蕎麦正さん
源流蕎麦セットと本日の天ぷら。わさびは本わさび。味ご飯と小鉢がつきます。
天ぷらも追加注文。
お代は全部で2400円。こんなときですから少し贅沢しましょう(^_^;)
国道158号線からせせらぎ街道へ
蕎麦正さんを後にして、国道158号線を高山方面に進みます。
↓
すぐに道の駅「桜の郷 荘川」があります。今回は寄りませんでしたが、地元の物産を並べる売店や温泉施設もあります。
↓
ひたすら158号をまっすぐ。ここは高速が並行して走っているためか交通量が少なく、信号もない快適な道です。標高1000メーターを超える峠もあり、春や秋は寒いぐらい。
↓
飛騨清見ICを過ぎてしばらく行くと三日町の交差点。ここを郡上方面に右折するとせせらぎ街道です。
↓
高山方面はそのまままっすぐ進みます。今回は時間がないので高山には寄りませんが、飛騨高山は古い街並みが残る屈指の観光地。グルメから見どころまで検索すればいくらでも出てきますが、飛騨牛串焼きは、自分はいつもフツーのお肉屋さんでいただきます。場所は写真をヒントに探してみてね。
今回のルートで高山に寄って観光する場合は、できれば泊まりがいいと思います。
せせらぎ街道は、基本郡上八幡までの一本道。迷うことはまずありません。
↓
飛ばせる道ですが、ときどきスピード取り締まりしていますので、特に見通しの良い直線は注意してくださいね。
↓
↓
しばらく行くと、道の駅「パスカル清見」です。
↓
ライダーがよく立ち寄るスポット。SRのミーティングも開催されます。
↓
ここで必ず買うのが、ブルーベリーのシロップ漬け。たっぷり入って1300円 !おススメです(o^^o)
ヨーグルトにかけて食べるとおいしい。残ったシロップでババロアとか作ると余すことなくいただけます。
↓
最後は温泉で体を温めるのもいいでしょう。パスカル清見を出て10分ぐらいでめいほうスキー場の入り口にある「湯星館」でひとっ風呂。
↓
湯星館を出れば、郡上八幡まであと少し。一気に走ってゴールです。
まとめ
おおよそ岐阜から下道オンリーで250キロぐらいです。まず渋滞はありませんし、この周回ルート中に信号が10個あるかないか(汗)逆にアクセルひねりっぱなしで手首が痛くなります。
名古屋や関西方面からは、東海北陸自動車道で郡上八幡までアプローチするのが便利で時間も効率的に使えるでしょう。
関東方面からは、ややアクセスしにくいですが、松本から国道158号線で平湯や高山抜けてアプローチするのもいいと思います。キャンプ場はたくさんありますから、テント積んでキャンプツーとか最高ですよ。
↓
おすすめキャンプ場
ではみなさん、安全運転で楽しいバイクライフを!
次回をお楽しみに(バイバイ)