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【山に行こう】雪山登山の準備

山はいいぞ!

 

本格的な登山をはじめて6年ほどになる。

 

幸い自分の住む岐阜は山だらけ。自宅近くには300メーター程度の登山道が整備された山があり、思い立ったらすぐに山に入れる。クルマで2〜3時間も走れば、岐阜・長野にまたがる北アルプスや中央・南アルプスの山々にもアプローチできる。

 

3000メーターの山だって日帰りだ。登山する人にとっては、垂涎の立地。

 

どうだ、いいだろう!(笑)

 

自分の場合、最初は日帰りからはじめて、そのうち山で泊まりたくなって、小屋泊で南アルプスの悪沢岳や赤石岳を縦走した。やがてテントを買って北アルプスをテン泊縦走するなど、ステップアップしてきた。

 

登山は、ふつうに登山道を歩くだけなら、それほど特殊な知識も技術いらない。体力と装備と準備、そして無理せず危険と思えば引き返すとか止めるとか、そのぐらい気をつけていれば、危険も回避できる。

 

山の空気や匂い、風の音や生き物の息づかい、日常では見ることのない雄大な景色など、山には魅力が沢山ある。

 

そして、黙々とトレイルを歩くなかで、自分の内面を見つめ返すいい時間にもなる。もちろん何も考えず、自然との一体感を味わうのもいい。

 

仲間と一緒に登れば、感動も苦労も共有できる。仕事を離れてリフレッシュするには、いい趣味だと思う。

 

雪山のハードル

 

日帰り登山から無雪期の縦走やテント泊などへのステップアップはそれほど難しくはない。簡単だ。体力をつけ、会社に有給を申請し、カミさんに山に行く了承を得ればいい。この3つのハードルさえクリアできれば、もうあなたは立派なアルピニストだ!

 

まあ正直、仕事とカミさんの部分が大変なんだけどね (^_^;)

 

 ただ、そこから冬期の雪山登山へのチャレンジは、さらにハードルが高くなる。体力や技術面で夏山よりもう一段レベルが上がる。

 

そして・・・

 

何より、金がかかる 。゚(゚´Д`゚)゚。

 

ここが一番高いハードルかもしれない。


雪山は、人間がふつうに生存できる環境ではない。特に2000メーターを超えた森林限界以上の世界は、マジ寒い。風強い。吹雪けばホワイトアウトで方向感覚を失って遭難だ。でも、そんな過酷な環境だからこそ、覗いてみたくなるのも。

 

そうだ、あたしはMだ(爆)

 

だから何より装備が大事だ。ここをケチると命に直結する。

 

そんで2年前から、少しずつ雪山の装備を揃えはじめた。

 

もちろん、まともに買ってたら、とてもお小遣いの範囲では収まらない(というか、現時点で収まってないけど・・・)

 

ヤフオクや好日山荘のバーゲン、ふるさと納税の返礼品でもらったモンベルのバウチャー券など、いろんな技の組み合わせ。だいぶ賢くなった。

 

たとえばこれ ↓

 

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マムートのハードシェル。これまともに買ったら5万円する(^_^;) もちろんネットショップのバーゲンで半額で買った。ポイント増量する日も見逃さない。

 

で、

 

なんでこんなにジャケットが高いかというと、雪山で汗は禁物。氷点下でも登山はそこそこ運動量があり意外と汗をかく。そして止まれば冷える。だから通気性は大事だ。ゴアテックスなど、防水で通気性のある素材じゃないとダメなのだ。実はこれが高い。

 

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脇には、ベントするためにファスナーで大きく開けられる。表の生地はザラザラしている。これは、滑落したときに滑りにくくするためだ。

 

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下から雪が入らないよう、パウダーガードが付いてる。とにかく機能性重視。コスト度外視の作りだから雪山の道具やウェアは高い。

 

オーバーパンツはモンベル。ふるさと納税のバウチャー券のポイントでゲット。

 

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これも、防水と通気性を兼ね備える素材でできている。

 

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ファスナーには止水処理がされている。

  

 

 

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これはアイゼン。グリベルのG14というアイスクライミングにも使えるモデル。ここまでの機能は必要ないのだけど・・・

 

GRIVEL(グリベル)G14・オーマチックSP

GRIVEL(グリベル)G14・オーマチックSP

 

 

 

 

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靴に装着するとこんな感じ。

 

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雪山用の登山靴もメチャメチャ高い。スポルティバのネパールというモデルを使っているけど、自分の人生の中で一番高い靴だ (;´Д`)

 

 

 

 このアイゼンと靴はヤフオクでセットで落とした。自分には明らかにオーバースペックなんだけど、もう、お値段的にはかなりお値打ちで、数回しか使用していないという美品。実際新品に近かった。ホント助かるよ。ネットは。

 

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ヘルメットやゴーグル、グローブは、スキーで使っていたものを流用。雪山は晴れていればサングラスでもOKだけど、天候が荒れればゴーグルじゃないと目が開けれなくなる。

 

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ピッケルはCT。好日山荘のバーゲンで破格だった。さらに溜まっていたポイントも使ってお得にゲット。

 

CT-climbing technology(クライミング・テクノロジー) アルパインツアー CT-54036 60cm

CT-climbing technology(クライミング・テクノロジー) アルパインツアー CT-54036 60cm

 

 

 

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これはワカン。新雪だと,ずぼずぼ沈んでまともに歩けないので、これが必要。早い話が「かんじき」だ。

 

 

 

 

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中に着るウェアは、フリースが軽くて暖かい。ユニクロとかでもいいんだけど、モンベルなんかの専門メーカーは、裁断などが工夫されていて動きやすいし、暖かい。

 

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こんなふうに、指をとおして手の甲まで覆うことができる。ちなみにこれは、カミさんから誕生日のプレゼントにもらった (*^o^*)

 

ザックは、ミレー・サースフェイの40リッターを使っている。実は30リッターのサースフェイも持っているのだが、雪山にはちょっと容量が足りないので、これもヤフオクで落とした(汗) 

 

雪山の小屋泊まりにちょうどいいサイズ。無雪期に1泊のテン泊にも使える。使い勝手のいいザックである。

 

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 ワカンやアイゼン、ピッケルなどを外付けするとこんな感じ。

 

[ミレー]リュック SAAS FEE 40+5 SAPHIR Mサイズ

[ミレー]リュック SAAS FEE 40+5 SAPHIR Mサイズ

 

 

 今週末、八ヶ岳に行く予定だ。赤岳鉱泉で一泊して、赤岳をめざす。今シーズン初めての雪山。

 

これから荷造り。楽しみだ。

 

雪山登山の記録は前のブログで記事にしているので、よかったらどうぞ。

 

初めての雪山登山 伊吹山

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厳冬期の西穂高独標

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